13-14 大腸がんの高危険度群を対象とするがん予防介入試験に関する研究
 
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13-14 大腸がんの高危険度群を対象とするがん予防介入試験に関する研究

主任研究者 兵庫医科大学 石川 秀樹


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
石川 秀樹
兵庫医科大学 助手
HNPCCにおける発がん予防に関する研究
徳留 信寛
名古屋市立大学医学部 教授
大腫腫瘍摘除後の腫瘍予防のための食生活介入試験
冨田 尚裕
関西労災病院 部長
RER解析によるHNPCCのスクリーニングに関する研究
野水 整
星総合病院 部長
HNPCCにおける大腸がんの臨床的特徴に関する研究
松浦 成昭
大阪大学医学部 教授
HNPCCにおける細胞増殖・アポトーシス等に関する研究
平田 敬治
産業医科大学 助手
HNPCCの発癌機序に関する研究


平成15年度研究報告 研究成果の要旨

本研究の成果については、大腸がんの高危険度群を対象とした発癌予防のため3つの介入試験を企画実施している。 1)大腸腫瘍摘除者に対する食生活介入試験として、大腸腫瘍摘徐後の患者に対して、多価不飽和脂肪酸のn3/n6比を上げる食事指導による無作為割付介入試験を行い、213人が試験に参加した。S状結腸粘膜における免疫化学組織染色で、実験群でBaxの有意な増加、TUNELの亢進を認めた。2)大腸腫瘍摘除者に対する運動指導介入試験として、大腸多発腫瘍摘徐後の患者165人に対して、フィットネスクラブでの運動勧奨による無作為割付介入試験が完遂し、データ解析中である。3)遺伝性非ポリポーシス大腸がん(HNPCC)の実態を把握し、HNPCCに対する熟成ニンニクエキスによる介入試験を企画した。本試験はHNPCC患者100人を対象に、熟成ニンニク抽出カプセルによる二重盲検無作為割付介入試験の参加呼びかけるものであり、現在までに39名の参加同意を得ている。

平成14年度研究成果の要旨

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成15年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01