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主任研究者 大阪大学大学院医学系研究科 手島 昭樹 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成15年度研究報告 研究成果の要旨 10-17の研究成果を継承し、新たなPCS評価を通じて放射線治療システムの精度管理を確立する。4層に層別化した施設と症例の二段階クラスタサンプリングで調査対象を抽出し、研究調査票に基づき2002年7月から2004年3月末までに全国72施設の訪問調査を行った。このうち2003年度は計35施設を調査した。1999年-2001年に放射線治療を受けた乳癌786例、子宮頸癌593例、食道癌594例、肺癌755例、前立腺癌485例、計3,213例のデータと治療計画画像、計12,884枚を集積した。中間解析を2回行い、調査施設および日本放射線腫瘍学会会員と情報を共有した。4年前(1995-97年)に比較し、乳癌,前立腺癌の放射線治療内容は著明に改善し、子宮頸癌、食道癌、肺癌では同時併用化学療法が浸透していた。調査施設の構造分析で、装備の充実と、20%以上の患者数増加を確認したが、放射線腫瘍医数の増加は追いついていなかった。放射線治療の需要は2005年で約17万人、2010年で24万人(2000年比約2倍)と推定した。画像を含む本格的解析を開始した。 平成14年〜15年度総合研究報告 研究成果の要旨 10-17の研究成果を継承し、新たなPCS評価を通じて放射線治療システムの精度管理を確立する。PCS Best Current Management案を策定し、その内容を追跡できるデータベースを開発した。本研究の各施設倫理委員会への対応(申請書、PCS個人情報保護規約、研究実施計画書)を整備し調査を依頼した。4層に層別化した施設と症例の二段階クラスタサンプリングで調査対象を抽出し、2002年7月から2004年3月末までに全国72施設を20名の放射線腫瘍医によって訪問調査した。1999年-2001年に放射線治療を受けた乳癌786例、子宮頸癌593例、食道癌594例、肺癌755例、前立腺癌485例、計3,213例のデータと同症例の治療計画画像、計12,884枚(6.73GB)を集積した。中間解析を2度行い、調査施設、日本放射線腫瘍学会会員と情報を共有した。4年前(1995-97年)に比較し、乳癌、前立腺癌の放射線治療内容は著明に改善し、子宮頸癌、食道癌、肺癌では同時併用化学療法が浸透していた。調査施設の構造分析で、装備の充実と、全施設層で20%以上の患者数増加を確認したが、放射線腫瘍医数の増加は微増であった。需要は2010年で約24万人(2000年比約2倍)と推定した。第2回日米PCSワークショップを東京にて開催した。 平成14年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |