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主任研究者 東京女子医科大学 高崎 健
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成15年4月1日−平成16年3月31日 *3:平成15年4月1日−平成15年6月30日 *4:平成15年7月1日−平成16年3月31日 平成15年度研究報告 研究成果の要旨 本研究の成果については、以下の通りである。遠隔転移のない進行膵がん(StageIV)に対する外科手術切除と非切除放射線化学療法との比較研究(主任研究者:今村正之)での外科手術切除が非切除放射線化学療法より平均生存期間で優位であったことを踏まえ、次の課題としての外科手術切除に伴う有効な補助療法を探る目的で外科医,内科医,放射線科医による検討を行った結果、手術に影響を与えず、各施設で施行可能かつ最大限の効果が予測される方法として、術後の補助化学療法を検討することになった。しかし、ESPAC(European Study Group for Pancreatic Cancer)ではすでにTrial-1(ESPAC-1)で膵がん切除後の国際的大規模比較臨床試験を行い、放射線化学療法や切除単独に比べ、術後化学療法の生存における優位性を証明しており、引き続いて行われているTrial-3(ESPAC-3)の中で化学療法における薬剤選択についての臨床試験を開始していたため、研究班の代表者数名がESPACと協議し共同研究の可能性について検討した。その結果、共同研究は可能と判断し、日本語訳臨床試験計画書を作成し,各施設の倫理委員会での承認を受けた後、平成15年12月より症例登録を開始、共同研究を行ってきた。 平成14年〜15年度総合研究報告 研究成果の要旨 本研究の成果については、以下の通りである。遠隔転移のない進行膵がん(StageIV)に対する外科手術切除と非切除放射線化学療法との比較研究(主任研究者:今村正之)を解析した結果、平均生存期間において外科手術切除が非切除放射線化学療法より優位であったことから、次の課題としての外科手術切除に伴う有効な補助療法を探る目的で外科医,内科医,放射線科医による検討を行った結果、手術に影響を与えず、各施設で施行可能で最大限の効果が予測される方法として、術後の補助化学療法が推奨されるとの結論に達した。しかし、ESPAC(European Study Group for Pancreatic Cancer)ではすでにTrial-1(ESPAC-1)で膵がん切除後の国際的大規模比較臨床試験を行い、放射線化学療法や切除単独に比べ、術後化学療法の生存における優位性を証明しており、引き続いて行われているTrial-3(ESPAC-3)の中で化学療法における薬剤選択についての臨床試験を開始していたため、研究班の代表者数名がESPACと協議し共同研究の可能性について検討した。その結果、共同研究は可能と判断し、日本語訳臨床試験計画書を作成し,各施設の倫理委員会での承認を受けた後、平成15年12月より症例登録を開始、共同研究を行ってきた。 平成14年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |