胆膵内視鏡

胆膵内視鏡

暗黒の大陸である
胆道・膵臓を、
あらゆる角度から
内視鏡によってアプローチ。
IVRとの連携で
不可能だった治療を
可能にしています。

膵臓は、胃の裏側に隠れています。
しかも薄い。
発見も難しいし、治療方法も
デリケート。まさに暗黒の大陸と言われるほど。
以前は、胆道がんや膵がんの早期発見は
容易ではなかったのですが、
超音波内視鏡(EUS)を用いることで、
早期診断が可能となりました。
また、黄疸の治療には胆道ドレナージ
(体内に貯留した炎症産物などを体外へ
排出すること)が必要ですが、
複雑な病態になると胆膵内視鏡のみの
ドレナージでは限界がありました。
しかし
IVRと胆膵内視鏡がコラボすることにより、
ドレナージ治療のさらなる進化を
可能にしました。実はこの2つの治療は、
かぶる部分がたくさんあります。
いわばライバルのような間柄。
それを共同で治療に取り組むという、
類いまれな環境がたくさんの不可能を
可能に
しています。世界が注目している医療の
最先端がここにあります。
胆膵内視鏡の治療は、今はドレナージなどの
緩和治療が中心ですが、
EUSを用いた
新たなデバイスの出現でやがて膵がんの
根治的な治療も
できるようになるかもしれません。

1+1は2ではない。
そして、若手医師たちの
新たな治療への取り組み。
中央病院 希少がんセンター
胆膵内視鏡 
肱岡 範

伝えたいことが2つあります。
まずは、1つの部屋の中で胆膵内視鏡とIVRが
一緒に治療に取り組める環境があること。
それぞれの専門の医師が話し合って、
さまざまな角度から考え、それぞれの
アイディアを掛け算しながら
生まれてくる治療が、患者さんにとって
いかにいいことか。できなかったことが、
1つひとつできるようになっていく。
この奇跡のような状況が
患者さんに
もたらしてくれる効果と安堵を
日々、実感しています。
医療はもっと垣根を越えたほうがいい。
当然、衝突もあるけれど、
それよりも
素晴らしい成果があることを身をもって
実感しています。
そしてもう1つは、
若い医師たちへの開かれた環境です。
できる限り、ここでしか
できない経験をし、
医療の可能性を、未来を広げていって
ほしいと考えています。
今はレジデント(研修医)を中心に
若手医師が、それぞれ新たな治療法の
有効性を確認するための臨床試験を立案して
責任を持って取り組んでいます。
自分が世の中の常識を変えていくんだという
気概をもって皆やっています。
やる気のあるこれからの医師たちと
一緒に臨床試験に向き合っていきたいです。

中央病院  希少がんセンター  胆膵内視鏡 肱岡 範

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

1+1は2ではない。そして、若手医師たちの新たな治療への取り組み。

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