寄贈館からのメッセージ　北陸ブロック

 

医療関係コーナーの近くにスペースを設けパンフレットなどとあわせて配架しています。

 

日本人の2人に1人ががんに罹り、3人に1人ががんで亡くなる可能性があるという。富山県の主要死因別死亡率の推移を見ても年々上昇の一途をたどり、その数は全国平均を上回っている。
そこで当館では寄贈していただいた資料を、がんに関連する分類番号(491)の書架に当館の蔵書と並べて配架をし、ファイリングした「がんの冊子」は貸出可能とした。所蔵資料と併せて、利用者ががんに対する知識を深められるよう、サポートしていきたい。

 

「自分のがんについて知ることができてよかった」「今出ている症状についても書かれていて安心することができた」という声があります。「がん」という病気に向き合うときに、図書館のこのコーナーで少しでも不安を小さくできればと思っています。1階の棚27、医学に関する本の並んでいるコーナーに設置しています。

 

「がん」は、日本人の2人に1人が一生に1度はかかるといわれるほどの病気となりました。自身や身近な方ががんになった場合に役立つ「がんの基礎知識や治療方法、費用など知っておきたい情報」を集めたコーナーを設置しました。ぜひご活用ください。

 

福井県立図書館の「医療健康コーナー」では、だれもが関心のある健康や病気についての関連図書を分野別に配架しています。「がん情報ギフトセット」は、医療健康コーナー内のがん情報リーフレットを集めた一角に設置し、県内がん相談窓口の案内等とともにご利用いただけます。医療健康コーナーには、診療ガイドラインや闘病記もあります。ご自身や親しい人の病気について理解を深めるためや、医療者とのコミュニケーション向上のためなどに、図書館の資料をぜひご活用ください。

 

医療情報、とりわけがんについては、さまざまな情報が飛び交っている状況です。がんの予防や治療にあたって最善の判断や決定を行うためには、科学的根拠に基づく正確な情報が不可欠です。当館では、国立がん研究センターにご協力をいただき、最新の情報を掲載したがんに関する冊子を設置しております。がんについての情報をお知りになりたい場合は、図書館の図書とあわせて、ぜひこの冊子ご活用ください。