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国立がん研究センター

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看護師等職員のニーズに応える魅力的な職場環境を目指した24時間院内保育の開始

国立がん研究センターでは、独立行政法人化後のこの2年間において、数多くの新しい取り組みを行ってまいりました。その一環として、看護師・医師等職員のニーズに応える魅力的な職場環境を実現するため、平成24年4月より24時間院内保育を開始することになりました。以下、平成24年3月29日に開催された、24時間院内保育の開始に関する説明会の模様をご報告します。

開催日時

平成24年3月29日(木曜日)13時30分から14時

開催場所

国立がん研究センター中央病院 管理棟1階 第1会議室

出席者

  • 中央病院 副院長(教育担当):澁井 壯一郎
  • 中央病院 看護部長:丸口 ミサヱ
  • 企画経営部長:依田 晶男
  • 人事部長:高見 功
  • 中央病院脳脊髄腫瘍科副科長:成田 善孝
  • 財務経理部長:長岡 祐治
  • 中央病院副看護部長:那須 和子
  • 中央病院看護師:井出 彩

6NCで初めての24時間院内保育を開始

  • 丸口看護部長
  • 澁井副院長
  • 関係したスタッフが参加
  • 利用者の立場から発言

男女雇用機会均等法が制定されたことにより、女性がキャリアを中断することなく、職務を続けられるようになりましたが、まだその環境整備は不十分であり、要望を満たすことができないのが現状です。

今回の24時間院内保育の開始は、6NCで初めてのことであり、また365日24時間の院内保育体制は全国の医療機関でも数少ない取り組みとして、当センターで働く女性職員や乳幼児のいる職員の要望を満たすものであり、看護職員等の人材確保にもつながるものであります。

「看護師を続けたい」
「家族等の支援が得られない」
「家族等に迷惑をかけたくない」
「院内保育所は子供の顔がいつでも見られる」
「経済的にも働きたい」
「延長保育、休日保育をしてほしい」

といった、子育てをしながら働き続けたい看護師の増加や、看護師募集への応募者に子育て支援、24時間保育の有無を質問する人がいることや、仕事を中断せずキャリアアップができるよう、育児をしながら仕事が継続できる環境づくりが重要であり、それをいつでも始められる体制が必要です。

そこで、「看護師の人材確保対策」「特に緊急時における女性医師への対応」を目的として、以下のような新たな取り組みを平成24年4月1日より実施する運びとなりました。

  • 「夜間保育」:利用者の多寡に関わらず、職員が安心して働けるように、1名の希望者でも利用可能
  • 「オンコール体制」:特に緊急時における女性医師への対応が可能
  • 「土日の一時保育」:土曜日・日曜日など休日の勉強会や会議、研修等に利用可能

これらの取り組みは日昼の保育の利用者に限らず、事前に登録しておくことにより、緊急時の一時的な利用にも対応できるようにしており、さまざまな保育ニーズに対して柔軟に対応できる体制が整備されることになります。

記者会見資料:【2012年3月29日 資料】24時間院内保育開始に関する説明会
(平成24年3月29日)

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