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国立がん研究センター

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第2回NEXT医療機器開発「日本からの医療機器開への新たな試み ICT・人工知能・ベンチャー」

2018年10月26日、第2回NEXT医療機器開発「日本からの医療機器開への新たな試み ICT・人工知能・ベンチャー」をテーマに大手町フィナンシャルシティ・カンファレンスセンターでシンポジウムを開催しました。今回は240名にのぼる方に参加していただき、活発な議論を交わしました。

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国立がん研究センター東病院長、大津敦の開会の言葉に続き、
セッション1:「リアルワールド・データベースと治療機器開発」では、規格の異なる仕様のデータベースを統合する動きや、リアルワールド・データベースを新薬の承認申請に利用した事例などを講演いただきました。

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セッション2:「医療機器とICT・人工知能」では、データ品質の維持やガバナンスセンターの体制の必要性、また、データベースの発展性や、AIディープランニングの活用により、熟練医師の医療技術を広く普及させていくことの可能性についてご講演いただきました。

セッション3:「現場ニーズからの医療機器開発」では、医師主導治験から上市までをご経験されたアカデミアから発表いただきました。治験を進める上でのご苦労や、情報の集め方などを講演いただきました。また、国立がん研究センターNEXT医療開発センターからは、1,000例を超える世界でも類をみない大規模手術動画データベースの構築を目指しているメディカル・デジタル・テストベッドの概要を発表しました。
最後に、アカデミア発ベンチャーから、臨床のニーズと技術シーズの結びつきや、ベンチャーで取り組む理由などを、ご講演いただきました。

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セッション4:「日本初の医療機器を世界へ/医療機器ベンチャー」では、日米同時通訳で日本からの医療機器開発のセットアップについてご講演をいただきました。NEXT医療機器開発センター手術機器開発室長の伊藤から柏の葉医療ベンチャー構想を述べた後、アメリカ・日本で医療機器開発に成功された東京慈恵医大の大木先生と、スタンフォード大学バイオデザインの池野先生より、日本におけるメンター、目利き不在の現状や、日米の企業における環境の違いについてのレポートと、日本の医療機器開発への提言をいただきました。最後にシリコンバレーで4回の資金調達を行い、医療機器のセットアップ企業の法人化、売却に成功したC2 Therapeutics Co-FounderのPeter Garcia-Mezaさんからサクセスストーリーを紹介していただきました。

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閉会の挨拶で、NEXT医療機器開発センター長の小西より「今回のシンポジウムを契機に医療機器開発に関わる人同士の交流が深まることを願っています」と述べました。今後も“日本発”医療機器開発が更に活性化することを目指しています。