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アピアランス支援センター

1.アピアランス支援センターとは?
2.ご利用方法
3.研修のご案内


シンボルマーク
当センターのシンボルマークはオレンジクローバーです。
オレンジクローバーは、輝く患者さんを支えるハートの集まりです。

イラスト

最近、「アピアランスケア」「アピアランスサポート」「がん患者のアピアランス支援」等と表して、ウイッグや化粧品販売、あるいはメイクアップやヘアケア等の技術サービス提供や技術講習会が行われている例が散見します。当院アピアランス支援センターはこれらの物販・サービス提供団体とは一切関係がありませんのでお知らせいたします。

がん研究センター中央病院アピアランス支援センターとして、特定の製品を推奨することはありません。 「アピアランス支援センターで紹介されている」「使われている」「アピアランス支援センターで研修を受けた」などの文言で商品をすすめられた場合は、アピアランス支援センターにご一報ください。

1.アピアランス支援センターとは?

がんの治療に伴う外見の悩みに対処して、患者さんの「生きる」を支える部門です。
外見に関してこんな心配はありませんか?
  • 治療すると言われたけど、実際にどんな外見の変化が生じるのか不安
  • どういう準備をしたらいいかわからない
  • 色々な情報があるけど、何が正しいかわからない
  • 誰に聞いたらいいかわからない
  • 男性なのでさっぱりわからない
  • 実際に症状が出たけど、どう対処していいのかわからない
  • 病気だからといって、遊びも仕事もあきらめたくない ・・・など
手術・抗がん剤・放射線などのがんの治療は、傷あと・脱毛・皮膚の変色・爪の変化など、患者さんの身体にさまざまな外見の変化をもたらします。病気を治すために仕方のないこととわかっていても、外見が変わってしまうのは、患者さんにとって大きなストレスになります。実際に、抗がん剤治療中の患者さん638名に、身体症状の苦痛度トップ20を尋ねたところ、外から見える身体症状が多く含まれていました。とりわけ、女性患者さんにとっては、長い間医療が注目してきた口内炎や発熱より、痛みもかゆみも伴わない、まつげや眉毛の脱毛の方が苦痛という結果だったのです。治療中、外見が気になって外に出られない、という意見もありました。

抗がん剤治療による副作用の苦痛度ランキング
(2009年、通院治療センターで抗がん剤治療をうけている患者さん638人に聞きました)
男性(264名)
順位 症状 順位 症状
1 全身の痛み 11 不眠
2 吐き気 12 味覚障害
3 発熱 13 治療部分の痛み
4 口内炎 14 食欲の低下
5 しびれ 15 顔のむくみ
6 便秘 16 湿疹
7 下痢 17 かゆみ
8 頭痛 18 頭髪の脱毛
9 だるさ 19 息切れ
10 足のむくみ 20 足の爪がはがれた
  女性(374名)
順位 症状 順位 症状
1 頭髪の脱毛 11 足のむくみ
2 吐き気 12 顔の変色
3 しびれ 13 手の爪が割れた
4 全身の痛み 14 口内炎
5 便秘 15 手の爪がはがれた
6 まつ毛の脱毛 16 不眠
7 だるさ 17 手の爪が二枚爪
8 まゆ毛の脱毛 18 発熱
9 足の爪がはがれた 19 顔のしみ
10 味覚障害 20 顔のむくみ
薄いオレンジ部分は、外から見られる身体症状です

そこで、患者さんの外見に関する不安や悩みを少しでも軽くして、治療中も今までどおり、自分らしく過ごしていただくために、アピアランス支援センターがオープンしました。

当センターでは、患者さんの相談を受けるだけでなく、皮膚科医・形成外科医・腫瘍内科医が併任となり、心理士・薬剤師・看護師・美容専門家も含めたチームを形成して、新しい問題にも対応していきます。また、外見に関するケアの方法は、十分なエビデンスがないので、研究にも積極的に取り組み、患者さんに還元していきたいと思っています。

およそ外見の変化に関する悩みなら、性別や年齢は問いません、男性もお子さんもお気軽にご相談ください。日常生活のみならず、各種イベント(結婚式・成人式・入学式etc)のコーディネートもいたしますので、簡単にライフイベントをあきらめず、快適な治療生活を送っていただきたいと願っています。

スタッフ

他に、オレンジクローバーバッチをつけたオレンジキャスト(学生インターンシップ)もメンバーです。

2.ご利用方法

1)アピアランス支援センターの3つのプログラム

外への一歩に繋がるコスメティックインフォメーション (1)コスメティックインフォメーション
毎週火曜日・木曜日13時〜、
年齢・性別不問
(2)男性限定の外見相談
第4水曜日13時〜
(3)その他の特殊相談(不定期)


※予約は不要です。
※場所:アピアランス支援センター
(病院1階エレベーター右、オレンジクローバーが目印です)
※参加は無料です。

2)個別相談

※予約制です。
電話または直接センターでご予約ください。
・電話予約受付時間 平日10時〜16時 03-3547-5201(内線2522)
・センター予約受付時間 月〜木:12時〜13時

※場所:アピアランス支援センター・病棟
※当院の患者さんは無料です。

3)自由見学時間

※月〜木:12時〜13時を開放しています。
ウィッグ(男性・女性)や皮膚変色をカバーする化粧品だけでなく、人工乳房やエピテーゼなどおよそ外見の変化に対応する物品を自由に見ることができます。販売はしておりません。

アピアランス支援センター風景 アピアランス支援センター風景 アピアランス支援センター風景

がん研究センター中央病院アピアランス支援センターとして、特定の製品を推奨することはありません。
「アピアランス支援センターで紹介されている」「使われている」などの文言で商品をすすめられた場合は、こちらにご一報ください。

3.研修のご案内

国立がん研究センター中央病院では本年度も全国がん診療連携拠点病院の医師・看護師・コメディカルを対象に「がん患者の外見ケアに関する研修会」を以下の通り開催いたします。

申込方法を含めた詳細については6月以降に、各全国がん診療拠点病院看護部宛にポスターとチラシをお送りするほか、中央病院ウエブサイト・Facebook国立がん研究センター中央病院 教育・研修のページお送りしますので今しばらくお待ちください。

基礎編
第1回 平成29年12月16日(土)
第2回 平成29年12月17日(日)
時間:    10時〜17時
会場: 国立がん研究センター築地キャンパス内 新研究棟セミナールーム
東京都中央区築地5−1−1
定員: 各回70名
受講料: 8,000円(税込)
※第1回・第2回とも同じ内容です。
   
応用編 ※応用編は前年までに基礎編を修了している方を対象としています。
日時: 平成29年11月4日(土)10時〜17時
会場: 国立がん研究センター中央病院 特別会議室
東京都中央区築地5−1−1
定員: 80名
受講料: 10,000円(税込)

<お問い合わせ>
国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援室
電話:03-3542-2511(代) 内線2522