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中央病院における入院中の患者さん及び職員の新型コロナウイルス感染症の発生 並びに一部病棟における新規入院の制限について(第1報)

2022年11月16日

国立がん研究センター中央病院

今般、国立がん研究センター中央病院の二つの病棟において入院患者さん及び勤務職員が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
それぞれの勤務場所等の消毒を適切に実施し、保健所と連携し感染拡大防止に努めてまいります。
皆様にはご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
なお、今後新たな情報がございましたら、ホームページにてご報告させていただきます。

(感染判明の経緯)

同一の病棟内におきまして、11月7日から12日までに、入院患者さん2名、職員4名の新型コロナウイルス感染症の感染が判明しました。
11月12日から14日に当該病棟の入院患者さん及び当該病棟に勤務する職員にスクリーニング検査をしたところ、新たに新型コロナウイルスに感染している入院患者さんや職員は確認されませんでした。
また、別の病棟におきまして、11月7日から14日までに入院患者さん5名、職員2名の新型コロナウイルス感染症の陽性が判明しました。
11月14日及び15日に当該病棟の入院患者さん及び当該病棟に勤務する職員にスクリーニング検査をしたところ、新たに入院患者さん3名、職員2名の陽性が判明しました。

(感染者の症状と現状)

これまでに新型コロナウイルスへの感染が判明した入院患者さん、職員の症状は次のとおりです。

  • 入院患者さんの発症は、10名です。中等症I 3名(うち1名は退院)、軽症5名(うち1名は退院)、無症状2名(うち1名は退院)です。
    入院中の患者さん7名は、当院の新型コロナウイルス感染症病棟に入院しています。
  • 職員8名は、全員軽症または無症状で、自宅療養となっております。

(診療体制について)

当該二つの病棟については、現在、新規入院を制限しており、それぞれ最終陽性者判明から1週間程度の新規入院を制限することとしております。

(入院予定の患者さんについて)

このように、現在二つの病棟について新規入院を制限しておりますので、予定されている入院の延期をお願いする場合があります。該当する患者さんには、センターから事前にご連絡を差し上げますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

(病棟内での感染対策)

当院では、患者さんの入院の際に新型コロナウイルスのスクリーニングの基準を設け、必要な患者さんにはPCR検査を実施しております。
また、職員全員、病棟内での勤務においてサージカルマスクを着用し、必要に応じてアイシールドやガウン等を着用、患者さんへの対応ごとに手指衛生を行っています。
なお、陽性となった職員および患者さんの関係する施設・設備につきましては、すべて消毒作業が完了しております。

引き続き感染拡大防止に努めるとともに、職員全員に感染対策の徹底を図ってまいりますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。