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主任研究者 大阪府立成人病センター 津熊 秀明
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成15年度研究報告 研究成果の要旨 (1) 2000年のがん罹患、受療、進行度協同調査には、研究班参加全13登録が個別の腫瘍データを研究班事務局に提出した。所定のデータチェックを実施した後、登録別の罹患数・率、受療、進行度分布を算出した。(2) 1998-2000年の3年間のデータを用いて1999年の全国がん罹患数・罹患率の推計を行った。全国値推計に用いる登録の条件は、 (DCO割合:25%未満あるいはDCN割合:30%未満、かつI/D比:1.5以上)とし、この条件を満たす11登録(宮城、山形、新潟、千葉(モデル地区)、神奈川(モデル地区)、福井、愛知(モデル地区)、滋賀、大阪、広島市、長崎)のデータを用いて1996年の全国がん罹患数・率を推定した。(3)Age-Period-Cohortモデルによる全国がん罹患数・率の将来推計:再推計によって確定した1975-94年罹患率にAge-Period-Cohortモデルを当てはめ、3効果の分離を試みた。これらとわが国の将来推計人口とから2020年までの全国がん罹患数・率を推計した。(4)がん登録資料の活用:大阪府がん登録資料を用いて、医療機関の治療件数と5年生存率との関連を分析した。これよりがん医療の均てん化と集中化の戦略をがんの特性により使い分けることが効果的と考えられた。Cohort研究に応用し、Personalityとがん罹患リスクについて新知見を得た。 平成14年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |