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メルケル細胞がん(めるけるさいぼうがん)
更新日 : 2026年8月31日
公開日:2021年11月26日
動画
(収録日:2023年9月8日)
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希少がんリーフレット
メルケル細胞がんの解説
メルケル細胞がんについて
メルケル細胞という名前の細胞ががん化してできます。高齢者の頭部や顔面にできることが多く、このがんも紫外線との関連が指摘されています。メルケル細胞がんの発生にポリオーマウイルスというウイルスが関与することが知られていますが、ウイルスとの関連がないものもあります。

診断
赤い結節状の病変として見られることが多いですが、臨床的な見た目だけでは診断をつけることが難しく、生検を行い病理組織診断により確定診断します。
治療
外科手術の際、原発巣は腫瘍の大きさより1-2センチメートルの余裕をもって切除することが望ましいとされています。リンパ節へ転移しやすいため、原発巣の手術を行うときはリンパ節が腫れていなくてもセンチネルリンパ節と呼ばれるがんの転移が最初に起こるリンパ節を見つけ、病理組織検査することが推奨されています。
メルケル細胞がんには放射線治療もよく効くことが知られており、手術治療以外の方法として選択される場合や、手術治療後に再発を予防する目的で放射線治療を行うことなどがあります。
薬物療法としては、従来、肺の小細胞がんによく似た性格であると考えられており、薬物療法もこのがんの治療を参考にして行われることが多かったです。現在ではアベルマブという免疫チェックポイント阻害薬が本邦において承認されており、比較的高い奏効率が期待される薬剤として注目されています。
執筆協力者
●並川 健二郎(なみかわ けんじろう)
国立がん研究センター 中央病院
皮膚腫瘍科
●高橋 聡(たかはし あきら)
国立がん研究センター 東病院
皮膚腫瘍科
●中野 英司(なかの えいじ)
国立がん研究センター 中央病院
皮膚腫瘍科
●山崎 直也(やまざき なおや)
国立がん研究センター 中央/東病院
皮膚腫瘍科
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