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吉見昭秀 国立がん研究センター独立ユニット長が米国血液学会「ASH Global Research Award 2022」を受賞

2022年8月4日
in English

吉見 昭秀先生 写真

国立がん研究センター研究所 がんRNA研究ユニットの吉見昭秀 独立ユニット長が、米国血液学会「ASH Global Research award  2022」を2022年7月7日に受賞しました。

同賞は、血液学に関する研究開発、理解増進等において世界的に顕著な成果を収めた研究者を表彰するもので、吉見は「造血器腫瘍におけるRNAプロセシング異常の理解と治療法開発」の業績について評価されました。
米国血液学会は世界最大規模の血液学会で、60年以上に渡り血液学分野における研究促進、患者ケア、教育・研修、アドボケートに貢献してきました。

2022 米国血液学会PresidentのDr. Jane N. Winterのコメントです:
”ASH Global Research Awardは将来の血液学の世界的リーダーをサポートし、国境を越えた共同研究を促進します。同賞は、受賞者が母国で研究を行い、血液学分野の研究をグローバルに実施するのを支援します“

吉見 昭秀(よしみ あきひで)

研究成果

これまで吉見は、患者ビッグデータの解析やマウスモデル、細胞分子生物学的手法などを統合して造血器腫瘍におけるRNAスプライシング異常を起点とした病態解析の解明に取り組んできました。また、RNAスプライシング異常を有する白血病に対するスプライシング阻害剤の前臨床試験を実施し、数年前から実施されている臨床試験につながる科学的根拠の創出とバイオマーカー同定、薬効機序の解明に貢献してきました。さらに近年は造血器腫瘍だけでなく様々ながんに対象を広げて研究を展開するだけでなく、新たな解析手法のための技術開発および創薬研究にも取り組んでいます。 

略歴

2003年3月  東京大学医学部医学科 卒業
2003年5月  東京大学医学部附属病院 内科研修医
2004年6月  NTT東日本関東病院 内科レジデント
2005年6月  NTT東日本関東病院 血液内科専修医
2006年6月  東京大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科医員
2007年4月  東京大学大学院医学系研究科入学
2009年4月  日本学術振興会特別研究員
2011年3月  東京大学大学院医学系研究科修了、博士(医学)取得
2011年4月  東京大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科 特任助教・助教
2015年7月  Memorial Sloan Kettering Cancer Center,
                 Human Oncology and Pathogenesis Program,
                 Visiting Investigator
2016年4月  日本学術振興会海外特別研究員
2018年7月  Leukemia & Lymphoma Society Special Fellow
2018年8月  Memorial Sloan Kettering Cancer Center,
                 Human Oncology and Pathogenesis Program,
                 Senior Research Scientist
2020年7月  国立がん研究センター 研究所
                 がんRNA研究ユニット 独立ユニット長
2022年4月  北里大学大学院理学研究科 客員教授