陽子線治療について
1.陽子線治療についての概要
2.スタッフ紹介
3.外来枠
4.分野別治療方針
5.設備の詳細
6.よくあるご質問
当院では陽子線治療を実施しています。陽子は水素という最も軽い元素の原子核で、それを加速したものが陽子線です。陽子線は重粒子線(正確には炭素イオン 線)と同様に、元素の原子核を加速したもので、放射線の一種です。粒子線治療はこの放射線を用いて「がん」などの治療を行うものです。
通常の放射線治療で用いられるX線は、体内に入るにしたがって徐々に吸収される放射線量が減少するので、病巣の前後にある正常の組織も同等の線量を受け、副作用を生じる原因になりますが、陽子線の場合には病巣のみに効率よく線量を集中でき、副作用を少なくできます。(下の図をご覧ください)

脳腫瘍(原発性のみ)、頭蓋底腫瘍(脊索腫・軟骨肉腫など)、頭頸部腫瘍、肺がん、肝細胞がん、転移性肝がん(単発で他の部位に転移がないもの)、骨軟部肉腫、前立腺がん、などが適応となります。
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担当
2.スタッフ紹介
3.外来枠
4.分野別治療方針
5.設備の詳細
6.よくあるご質問
当院では陽子線治療を実施しています。陽子は水素という最も軽い元素の原子核で、それを加速したものが陽子線です。陽子線は重粒子線(正確には炭素イオン 線)と同様に、元素の原子核を加速したもので、放射線の一種です。粒子線治療はこの放射線を用いて「がん」などの治療を行うものです。
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| 陽子線治療照射室 |
1.陽子線治療についての概要
1)陽子線治療とは
当院では陽子線治療を実施しています。陽子は水素という最も軽い元素の原子核で、それを加速したものが陽子線です。陽子線は重粒子線(正確には炭素イオン線)と同様に、元素の原子核を加速したもので、放射線の一種です。粒子線治療はこの放射線を用いて「がん」などの治療を行うものです。2)陽子線治療の特徴
陽子線は体内に入っても表面近くではエネルギーを放出せず、停止する直前にエネルギーを放出して大きな線量を組織に与える性質があります。これを発見者の名をとってブラッグ・ピークと呼びます。がんの治療では病巣の深さや大きさに合わせてこのピークの深さや幅を拡げることができます。通常の放射線治療で用いられるX線は、体内に入るにしたがって徐々に吸収される放射線量が減少するので、病巣の前後にある正常の組織も同等の線量を受け、副作用を生じる原因になりますが、陽子線の場合には病巣のみに効率よく線量を集中でき、副作用を少なくできます。(下の図をご覧ください)

3)陽子線治療の実際
最初に治療のための準備を行います。まず治療中の体の動きを抑えるための固定具を造ります。それに引き続きCT検査を行います。そのCTにもとづき放射線腫瘍医や医学物理士、放射線技師が治療の計画を立案します。また、ボーラス・コリメータといった患者さん専用の特殊な器具を作製します。この過程に数日を要します。その後治療を開始します。治療は装置のベッドに寝た姿勢で受けていただきます。治療は原則として1日1回、週3〜5回行い、合計4〜40回程度繰り返して完了します。この回数は病気の種類・進行度・部位などによって異なります。1回の治療時間は約15〜30分です。4)費用について
本治療に要する費用は2,883,000円です。本治療は厚生労働省より先進医療として認可されたもので、費用は保険適応外になります。つまり、本治療に係る費用は患者さんご自身の負担となります。なお、本治療以外の保険診療はすべて通常とおりに扱われます。5)適応について
当院では現在、以下の疾患を陽子線治療の適応としています。詳細については個別にお問い合わせください。脳腫瘍(原発性のみ)、頭蓋底腫瘍(脊索腫・軟骨肉腫など)、頭頸部腫瘍、肺がん、肝細胞がん、転移性肝がん(単発で他の部位に転移がないもの)、骨軟部肉腫、前立腺がん、などが適応となります。
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| I期非小細胞肺癌 照射前 | 照射後 |
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2.スタッフ紹介
- 荻野 尚 (おぎの たかし)
- 河島 光彦 (かわしま みつひこ)
- 二瓶 圭二 (にへい けいじ)
- 全田 貞幹 (ぜんだ さだもと)
- 小野澤 正勝 (おのざわ まさかつ)
- 西尾 禎治 (にしお ていじ)
- 河野 良介(こうの りょうすけ)
- 亀岡 覚(かめおか さとる)
3.外来枠
陽子線治療予約| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
| 午前 9:00-12:00 |
頭頸部 | 前立腺 | |||
| 午後 13:00-16:00 |
頭頸部 肝臓 |
肺 頭頸部 その他 |
肺 前立腺 その他 |
頭頸部 その他 |
前立腺 頭頸部 その他 |
担当
| 頭頸部 | 荻野 尚(木)/河島光彦(火)/全田貞幹(月、木、金) |
| 肺 | 荻野 尚(火)/二瓶圭二(水) |
| 肝臓 | 河島光彦(月)/ 荒平聡子(月) |
| 前立腺 | 二瓶圭二(水、金)/ 小野澤正勝(金) |
| その他 | 全員 |
4.分野別治療方針
5.設備の詳細
6.よくあるご質問
| 質問1 | 今の病院で手術の予定が決まっているのですが、陽子線治療の話しも聞いてみたいと思います。受診は可能でしょうか。 |
| 回答1 | 陽子線治療相談ということで受診は可能です。 担当の先生に意思表示をして、資料をそろえて予約をお取りください。 全ての疾患に陽子線治療が最適というわけではありませんが、ご自身の病気のことです ので、他の治療の可能性についても納得して治療をお受けになった方が良いと思います。 |
| 質問2 | 自己負担での費用についてどのような支払い方法があるのでしょうか。 |
| 回答2 | 陽子線治療にかかる費用については原則一括の支払いとなっております。 しかし患者様の事情により分割(3回以内)での支払いの相談もお受けしております。 詳しくは外来6番窓口にご相談ください。 |
| 質問3 | 治療時間はどれぐらいかかりますか? 入院の必要はありますか? |
| 回答3 | ビームが出ている時間は1-2分ですが、身体の位置をmm単位で調整するため20-30分 かかります。呼吸に影響されやすい部位だともう少し時間がかかります。 陽子線治療のみであれば必ずしも入院の必要はありません。 ただし抗がん剤などと一緒に行う場合は担当者と相談して決めることもあります。 |
| 質問4 | 治療が終了した後は地元の病院でも診てもらいたいのですが。 |
| 回答4 | 基本的には当院でのフォローアップが基本となりますが、お住まいが遠方の場合は治療後の経過観察を地元の病院で行うことは可能です。 ただし、後遺症の有無などはこちらで責任を持って管理いたしますので併診という形をとることもございます。 |


