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情報提供先機関・課題一覧

 

2022年1月17日公開  2024年2月22日更新


課題管理
番号
調査・研究タイトル 主たる
研究機関
利用目的 契約
期間
CDU2023-038N C-CAT情報活用による国内皮膚悪性腫瘍遺伝子変異調査 名古屋市立大学病院 皮膚がん、皮膚に発生する軟部肉腫の多くは希少がんであり、その遺伝子変異の傾向、欧米の症例との違いは不明なものが多いです。皮膚がん、皮膚に発生する軟部肉腫の遺伝子変異の詳細な解析を行うことで、既存治療薬の適応拡大、新たな治療ターゲットの発見、腫瘍マーカーの発見を目的とします。 2024年2月から1年間
CDU2023-036N C-CAT (Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics)データ を用いた若年がん患者に関連する遺伝子異常の探索的検討 がん研究会有明病院 本研究では、2つの解析を行います。1つ目は、若年がん患者さんを対象とした網羅的なゲノム異常の解析です。どのようなゲノム異常が多く、どのようなお薬で治療できる可能性があるのかを調べます。2つ目は、成人がん患者さんとの比較です。若年がんと成人がんでは、見つかるゲノム異常も異なります。将来的には、若年がん患者さんのゲノム異常を対象にした臨床試験などを通じて、予後の改善に貢献できると考えています。 2024年2月から1年間
CDU2023-033N 皮膚腫瘍の診断と治療効果の評価および経過観察のためのバイオマーカーの探索(前向き観察研究) 札幌医科大学附属病院 私たちは皮膚に発生するがんや良性腫瘍について、診断、治療、予後予測に役立つバイオマーカーを探索しています。私たちが独自に調べた皮膚がんの遺伝子変異の種類、頻度に関する情報をC-CATのデータと比較することにより、日本人の皮膚がんの特徴を明らかにします。 2024年2月から1年間
CDU2023-032N 体細胞変異や生殖細胞系列変異と進行癌の治療反応性・経過の検討 山形大学医学部附属病院 がんゲノム検査から得られる結果から新しい分子標的治療が行われることが理想ですが、実際は治療に到達しないことが多いのも実情です。がんゲノム検査から得られた結果を基に、通常用いられる化学療法の薬剤の治療反応性について検討を行い、得られた結果で日々の診療が少しでも良いものにできればと思います。 2023年12月から1年間
CDU2023-031N C-CATデータを利用した若年者ならびに高齢者固形がん症例における遺伝子変異の特徴の検討 関西医科大学附属病院 C-CATに登録されたがん遺伝子パネル検査のデータを用いて、若年者また高齢者固形がん患者さんにおけるがん関連遺伝子の異常を検討するために研究を行います。遺伝子異常に基づく治療への到達率などを検討することにより、検査提出の適正化を目指す研究を予定しております。 2023年11月から1年間
CDU2023-030N C-CATデータを用いた膵癌遺伝子変異と予後予測に関する研究 北海道大学病院 これまで当教室では、膵癌における遺伝子変異として有名なSMAD4、TP53の遺伝子変異を用いた切除膵癌患者さんの予後予測について解析してきました。今後、C-CATのビッグデータを利用し、遺伝子変異と予後との関連をさらに明らかにする予定です。 2024年1月から1年間
CDU2023-029N 希少がんに関するC-CATデータを利用した後方視的研究 名古屋市立大学病院 希少がんは数が少ない故に診療上の課題が他に比べて大きく、当院のみでの症例数は限られます。C-CATデータを用いて、日本全体における希少がんの実態を調査し、今後の治療開発に生かすため、本研究を計画しました。対象とする希少がんは当院で経験したがん腫を想定しており、まずはAT/RT(atypical teratoid/rhabdoid tumor)、悪性腹膜中皮腫、心臓肉腫を予定しています。 2023年12月から1年間
CDU2023-028N 化学療法歴が遺伝子異常に及ぼす影響の検討 国立がん研究センター東病院 がんに対する薬物治療歴と、Tumor mutation burdenやその他の遺伝子異常との関連性を明らかにして、がんゲノムプロファイリング検査の結果を考えるためのデータに活用することを目的としています。その他、治療した抗がん剤に特徴的な塩基変化がみられるかどうかについても検討を行います。 2023年11月から1年間
CDU2023-027N がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C- CAT) データを利用したがんの遺伝子異常と予後に関する観察研究 徳島大学病院 本研究は,がん遺伝子パネル検査の匿名化されたデータを利用して,各種がんにおける各遺伝子異常の頻度,それぞれの遺伝子異常ごとの治療薬剤の有効性,副作用,生存期間などを調べることによって今後の治療法発展につなげるものです. 2023年12月から1年間
CDU2023-026N C-CAT (Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics)データを用いた頭頸部癌の遺伝子変異と薬物療法の治療効果の検討 鹿児島大学病院 本研究では、頭頸部癌の遺伝子変異と薬物療法の治療効果の相関を検討します。近年頭頸部癌の治療に際して複数の新規薬剤が承認され、多数の薬剤が保険収載されています。しかし、実際には遺伝子異常と適切な薬剤との関係は、ほとんど分かっていません。C-CAT の頭頸部癌の遺伝子変異や臨床情報もあわせて検証し、薬剤選択による予後因子等も明らかにします。加えてパネル検査の意義や有効性を明らかにします。 2023年11月から1年間
CDU2023-025N C-CATのデータベースを用いた、乳がん患者における遺伝子プロファイリング検査によるゲノム状況と臨床的特徴を評価する後方視的観察研究 京都府立医科大学附属病院 特有の遺伝子変化が明らかになった場合、変化に対応した薬物療法が行える可能性がある一方、高額な検査費用が生じます。治療に直結するのは10%以下と限定的で、特に乳がんで恩恵を受けられる症例は更に低いと言われます。日本人乳がん患者の遺伝子・臨床情報を集積し、体細胞変異、融合遺伝子、腫瘍遺伝子変異量(TMB)高値等の検出率と治療薬の存在、治療成績や予後を明らかにし、本検査の社会的意義について検証します。 2023年11月から1年間
CDU2023-024N C-CATデータを用いたBRCA遺伝子変異陽性膵癌に対するプラチナ製剤の有効性の検討 神奈川県立がんセンター BRCA遺伝子変異は膵癌全体の約5%を占めることが報告されています。生殖細胞系列のBRCA遺伝子変異陽性膵癌に対しては、プラチナ製剤の有効性が複数の研究で示されていますが、本邦からの報告は限られています。さらに、BRCA体細胞変異陽性膵癌に対するプラチナ製剤の有効性を検討した報告はこれまでにありません。本研究では、BRCA生殖細胞系列変異に加えてBRCA体細胞変異陽性膵癌の頻度やプラチナ製剤に対する感受性について検討します。 2023年12月から1年間
CDU2023-023N

 

がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C-CAT)データを利用した臨床的有用性・安全性に関する観察研究

藤田医科大学病院 私たちの体の設計図であるゲノムDNAに変化が生ずることががん化の原因の一つです。そのため私たちの細胞はその傷を修復する仕組みを持っていますが、代表的なものとして相同組換え修復があります。この仕組みがきちんと働くことががん化を防ぐためには大切なのですが、いったんがんになった状態では反対にこの修復機能をむしろ下げてやる治療法が近年普及しています。私たちは予後不良な肝胆膵がんを対象に、相同組換え修復遺伝子群に注目し、効果が期待できる患者さんに投与できることを目指しています。 2023年12月から1年間
CDU2023-022N C-CAT データを用いたNCCオンコパネルの治療方針・効果に与える影響、及びがん領域遺伝子異常の探索的研究 シスメックス株式会社 本研究では、C-CATに登録されたデータを用いて、NCCオンコパネルの特徴、および遺伝子異常に対応した治療の種類やその効果に与える影響を検討します。また、本邦において確認された遺伝子異常の実態調査を行い、今後の日本人に適した臨床検査の開発に向けた知見の獲得を目指します。 2023年8月から1年間
CDU2023-021N がん患者を対象としたがん遺伝子パネル検査実施の実態と臨床的有用性を検討する観察研究 近畿大学病院 これまでに日本で施行されたがん遺伝子パネル検査によって得られたがん関連遺伝子の解析結果(遺伝子異常の種類とその頻度)及びその結果に基づき推奨された治療、実際に実施された治療の内容とその有効性を明らかにすることで、遺伝子パネル検査が有用である対象や、眠っているアンメットメディカルニーズを明らかにし、今後の同検査の有用性を高めることが目的となります。 2023年9月から1年間
CDU2023-020N 20番染色体増幅のある大腸癌に対するオキサリプラチンの有効性に関する探索的研究 九州大学病院 本研究では、がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C-CAT)に登録された大腸癌症例データを20番染色体上に存在する遺伝子の増幅がある群とない群の2群に分け、各群のオキサリプラチンの治療期間を調査します。大腸癌でのオキサリプラチンの治療効果を予測する新たなバイオマーカーの探索を目的としております。 2023年8月から1年間
CDU2023-019N Hidradenocarcinomaに関する遺伝子変異の解析 岐阜大学医学部附属病院  今回の研究の目的は、汗腺腫(hidradenoma)および転移先の汗腺癌(hidradenocarcinoma)において、どのような遺伝子変異が発生しているのかを形態的な特徴ともに比較することが目的です。そのためにいくつかの遺伝子変異具体的には、パラフィン包埋ブロックよりERBB2 amplification, ERRFI1 S307*, TP53 E285K,ZNF703 amplification, CRTC3-MAML2遺伝子変異の抽出確認をすることが必要となり、hidradenocarcinomaの発癌の過程について究明するものです。 2023年9月から1年間
CDU2023-018N 医薬品の開発促進と開発計画立案のための調査 アムジェン株式会社 特定の遺伝子変異率と臨床症状等の情報を得ることで国際共同臨床試験への参加検討時に日本のデータとして参照することが可能となり、試験への参画をより効率化することで新たな治療選択肢をより早く提供することを期待しています。また、医療機関での患者の診療実績から最適な治験施設選定にも活用ができます。更に遺伝子変異を持つ患者の予後や転帰情報より、アンメットニーズを示す参考情報として応用する可能性も考えています。 2023年6月から1年間
CDU2023-017N 医薬品等の治験促進およびデータベース研究立案のための調査 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 バイオマーカー、および新たな医薬品等の開発にも適応可能な知見を得ることにより、治験の促進やデータベース研究立案につなげることを想定し、がん患者さんが遺伝子検査を受けられている施設情報、および特定の遺伝子変異を有するがんの特徴や治療実態を調査することを目的としています。 2023年8月から1年間
CDU2023-016N がん遺伝子パネル検査を受検した固形腫瘍患者を対象とした抗がん薬治療効果・予測効果バイオマーカーの探索 北海道大学病院 固形腫瘍患者に対する抗がん薬を選択するために、がん遺伝子パネル検査は重要です。しかし、遺伝子変異情報に基づいて行われる治療の効果は未だ不十分です。そこで、本研究では、C-CATに登録された遺伝子情報と患者情報を融合的かつ網羅的に解析し、AIを用いた新しい抗がん薬治療効果予測モデルを構築することを目的としています。この次世代診断技術は、より良いがん薬物療法の選択意思決定に寄与するものと考えています。 2023年7月から1年間
CDU2023-015N C-CATデータを用いたERBB2変異陽性希少がんプロファイリング調査 筑波大学附属病院 ERBB2(HER2)陽性乳癌に端を発し、胃癌、唾液腺癌、大腸癌でも抗HER2抗体療法の適応拡大が進んでいます。その他の希少癌に対しても同様の適応拡大が望める癌腫があるかもしれません。C-CATデータを利用させて頂き、ERBB2変異陽性の固形腫瘍の臓器ごとの分布を調査し、臓器ごとの臨床病理学的特徴の差異/類似性を明らかにし、抗HER2抗体療法の適応拡大対象候補を探索します。 2023年6月から1年間
CDU2023-014N 本邦におけるがんゲノムプロファイリング検査を実施された消化器癌の実態調査 横浜市立大学附属市民総合医療センター C-CATに登録された消化器癌の患者さんで認められた遺伝子異常と臨床経過や薬物治療等への有効性に関連があるかを検討します。 2023年8月から1年間
CDU2023-013N 当センター・がんゲノム情報管理センター(C-CAT)データを用いた遺伝子パネル検査が悪性脳腫瘍治療に与える影響の検討 千葉県がんセンター 悪性脳腫瘍は診断時に必要な各遺伝子異常の有無を保険診療で網羅的に調べる事ができず、再発時の治療法も確立されていません。希少がんで単一施設での経験が限られる事からがんゲノム情報管理センター(C-CAT)のデータを併用して悪性脳腫瘍のゲノム異常の特徴および遺伝子パネル検査が診断と治療に与える影響を検討します。 2023年7月から1年間
CDU2023-012N C-CAT(がんゲノム情報管理センター)データを用いたPOLE遺伝子異常と免疫チェックポイント阻害薬の効果に関する研究 石川県立中央病院 これまでにPOLE遺伝子異常と免疫チェックポイント阻害薬の効果との関連が報告されています。本研究では、POLE遺伝子異常を有するがん患者の臨床的特徴や予後、免疫チェックポイント阻害薬が投与されている場合の抗腫瘍効果等を検討します。 2023年7月から1年間
CDU2023-011N

日本のがんゲノム医療における血液検体を用いたリキッドバイオマーカー検査の使用実態の解明

MSD株式会社

がんゲノム医療において、近年血液を用いたバイオマーカー検査が使用されるようになりましたが、本邦での使用実態は明らかになっていません。
本研究は、血液を用いたバイオマーカー検査を受けられた患者さんの背景、検査のタイミング、治療パターンなどに関して記述する後方視的観察研究です。
バイオマーカー検査としての意義、医療ニーズの考察を行い、今後のがんゲノム医療の発展につなげるエビデンス創出を目的とします。

2023年8月から1年間
CDU2023-010N C-CATデータを用いた原発臓器ごとの血管肉腫の遺伝子変異プロファイリング調査 筑波大学附属病院 治療開発が遅れている血管肉腫症例において筑波大学附属病院症例のレトロスペクティブな解析では原発臓器によって臨床経過が大きく異なる事が判明しており、遺伝子変異のパターンも異なる事が示唆されているます。希少癌のため、症例数を増やした解析が必要になっており、C-CAT登録情報を利用させて頂き、臨床的特徴と遺伝子学的特徴を原発臓器ごとに比較解析し、創薬ターゲット候補を探索する目的で利用を検討しています。 2023年6月から1年間
CDU2023-009N 脳腫瘍患者におけるC-CATデータを利用したがんゲノム情報解析 広島大学病院 本研究は、C-CAT登録データを用いて脳腫瘍の遺伝子異常と治療効果や予後に関する検討を行い、脳腫瘍におけるパネル検査の意義や有効性を明らかにすることを目的とします。また、脳腫瘍は小児がんにおいて、最も頻度が高い固形腫瘍です。脳腫瘍における遺伝的な影響との関連を明らかにすべく、生殖細胞系列由来の可能性のある遺伝子変異の検出に関して調査します。 2023年7月から1年間
CDU2023-008N C-CAT (Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics)データを用いた若年性胃がん/結腸・直腸がんに関連する遺伝子異常の探索的検討 がん研究会有明病院

C-CATのデータベースから、若年発症胃がん/結腸・直腸がんの臨床情報(性別、転移臓器に関する情報、生活歴、がんの家族歴)、病理学的な特徴(組織型など)、遺伝子における変化のパターン、抗がん剤の効果に関する情報を参照し、非若年者と異なる特徴があるかを検討します。

2023年7月から1年間
CDU2023-007N C-CATデータに基づく臨床ゲノムデータ活用の最適化・効率化に向けた観察研究 千葉県がんセンター ゲノムプロファイリングで同定された遺伝子異常に対応した治療を受けられる患者数を増やすためには、新たな治療標的・治療薬やバイオマーカーの開発が必要ですが、ゲノムプロファイリング情報をより有効に活用することも重要と考えます。C-CATに蓄積されたデータの解析を解析し、がん種毎の最適な判断基準の有無など、ゲノム医療を最適化するためにゲノムプロファイリング情報の有効な活用の可能性を検証します。 2023年7月から1年間
CDU2023-006N 甲状腺癌におけるC-CATデータを利用した観察研究 横浜市立大学附属市民総合医療センター  甲状腺癌は予後良好な癌腫と考えられていますが一部の症例では再発・遠隔転移を来します。がん遺伝子パネル検査が施行される症例は標準治療が無効となった進行例ですが、そのような甲状腺癌症例の遺伝子異常と、臨床経過や既存の薬物治療に対する治療効果との関連は十分にわかっていません。本研究ではC-CATに登録された甲状腺癌症例の遺伝子異常と、臨床経過や薬物治療等への有効性に関連があるか検討します。 2023年8月から1年間
CDU2023-005N C-CATデータを用いた進行甲状腺癌治療の探索 神奈川県立がんセンター 進行甲状腺癌では薬物療法や包括的がんゲノムプロファイリング検査が行われていますが、日本人における遺伝子変異のデータは限定的です。そこでがんゲノム情報管理センター(C-CAT)に登録された症例を用いて、遺伝子変異のデータと臨床的特徴との関係性について検討します。 2023年6月から1年間
CDU2023-004N 口腔がんに対するがん遺伝子パネル検査の実態と有用性に関する研究 名古屋大学医学部附属病院  2019年に「がん遺伝子パネル検査(以下本検査)」が保険収載され、口腔がん患者さんにも本検査を実施する機会が増えてきました。一方で口腔がんは有効な治療標的が同定されておらず、現行では使用可能な分子標的薬も限られているのが現状です。本研究は口腔がんにおける本検査の実態を把握することで、臨床的有用性や課題を明らかにし、精密医療(precision medicine)へと繋げることを目的としています。 2023年7月から1年間
CDU2023-003N がん感受性症候群患者に発症する遺伝性腫瘍のがん種横断的解析 国立がん研究センター
研究所

C-CATに登録されたがん患者症例の遺伝子解析データを利用して、がん感受性症候群患者に発症する遺伝性腫瘍におけるゲノム異常の特徴や臨床的特徴を明らかにし、がん感受性症候群の患者さんの診療の改善に寄与することを目的としています。また、国立がん研究センター中央病院の症例から遺伝性腫瘍を同定することを目的としています。

2023年9月から1年間
CDU2023-002N C-CATデータに基づく膵・胆道がんのゲノム医療発展に向けた観察研究 千葉県がんセンター

C-CATに登録された膵がん・胆道がん患者さんの臨床および遺伝子解析データを用い、ゲノム医療の発展に有用な情報(治療の有効性や予後などの臨床情報と関連する遺伝子変化や、遺伝子パネル検査の解析成功率を高める工夫など)を検討します。

2023年6月から1年間
CDU2023-001N がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C-CAT) データを利用した頭頚部癌の網羅的観察研究 宮城県立がんセンター 言語や食物の咀嚼など人間にとって必須の機能を持つ頭頚部領域に発生するがんは、患者様の生活の質を維持するためには根治を目指すべき疾患です。本研究では、がんゲノム情報管理センターに登録された頭頚部がん症例データを使用し、頭頚部癌の遺伝子変異と治療内容などから予後予測因子・治療効果予測因子を網羅的に探索し、予後改善のための活用を目指す研究です。 2023年5月から1年間
CDU2022-044E02 がん遺伝子パネル検査結果に基づいた難治癌の遺伝子異常と治療法に関する研究 大阪公立大学医学部附属病院 本研究は、C-CAT登録データを用いて難治癌の遺伝子異常と治療法に関する検討を行い、パネル検査の意義や有効性を明らかにすることを目的とします。また、大阪公立大学病院における「がん遺伝子パネル検査」を全国C-CAT登録データと比較検討することで、大阪公立大学病院の「がん遺伝子パネル検査」の特徴を明らかにしたいと考えています。 2023年1月から2年間
CDU2022-043E02 皮膚がんにおけるがん遺伝子パネル検査の有用性に関する研究 富山県立中央病院 皮膚がんの多くは希少がんに属し、がん遺伝子パネル検査が治療を行ううえで有効な手段となりますが,十分に活用されているとはいえないのが現状です。本研究では多施設から得られた皮膚がんの遺伝子情報及び臨床情報をC-CATを利活用することで集積し、癌腫毎の体細胞変異、融合遺伝子、腫瘍遺伝子変異量(TMB)高値などの検出率と治療薬の存在,治療成績や予後を明らかにし、ゲノム医療を行ううえで有益な情報を提供することを目的としています。 2023年1月から2年間
CDU2022-042E02 C-CAT データを用いた、相同組み換え修復関連遺伝子変異陽性または MSI-high を有する食道癌に対する薬物療法の治療効果についての検討 京都府立医科大学付属病院 近年、がん薬物療法の分野において、がん遺伝子検査により特有の遺伝子変化が明らかになった場合、その変化に対応して効果の期待できる薬物療法が行える可能性があります。発がんへの関与が明らかな、がん抑制遺伝子であるBRCA01月02日の変異や、高頻度マイクロサテライト不安定性の状態にある食道がんにおいて、蓄積されたデータを解析することで今後の食道がん診療の質の向上を目指します。 2023年1月から2年間
CDU2022-041N 本邦の婦人科悪性腫瘍における腫瘍遺伝子変異量(tumor mutation burden)と臨床病理学的因子の調査研究 山形大学医学部附属病院

近年、高い腫瘍遺伝子変異量(tumor mutation burden high; TMB high)を有する患者に対するペムブロリズマブの有効性が報告され、本邦でもTMB high症例に対するペムブロリズマブを使用することが可能となりました。しかし、本邦の婦人科癌のTMB high症例の詳細については不明瞭な部分が多いのが現状です。本研究では、婦人科悪性腫瘍患者さんの遺伝子情報、TMBなどを調査し、より適切な検査・治療を進めるための情報を得ることを目的とします。

2023年2月から1年間
CDU2022-040E02 国立がん研究センターがんゲノム情報管理センターに集積されたデータを利用した日本人集団における唾液腺癌の遺伝子変異に関する実態調査 名古屋市立大学病院

唾液腺癌は希少癌であり、更に21種類の組織型に分類されています。一部の組織型でがんの遺伝子異常に応じた治療が開発されていますが、多くの組織型では日本人集団における遺伝子異常の実態は未だ不明確です。
本研究では遺伝子パネル検査を行った患者さんの臨床情報とゲノム情報等のデータを利用し、日本人集団における唾液腺癌の組織型別での遺伝子変異の頻度について検討を行い、個別化治療の発展に寄与することを目的とします。

2023年1月から2年間
CDU2022-039E02 C-CAT データを用いたバリアントの評価 東京都立駒込病院

本研究はC-CATに集積されたデータを解析し、バリアントの病的性の評価について癌腫別、がん遺伝子パネル検査別、生殖細胞系列・体細胞の別などについて再評価し、その実態を明らかにすることを目的として実施されます。

2023年1月から2年間
CDU2022-038E02 医薬品等の開発促進や創薬研究計画立案のための調査 メルクバイオファーマ株式会社 患者さんに合う薬剤をできるだけ早く開発するため、C-CATデータを利用し、治験の対象となる患者さんがいらっしゃる医療機関に治験情報をより早く届け、また、治験を実施する医療機関を選定する際に活用することによって、治験実施期間の短縮及び成功確率の向上を目指します。また、C-CATデータを利用により、医療ニーズを把握し、今後の創薬開発に活かすことを目的としています。 2023年2月から2年間
CDU2022-037E02 医薬品等の開発促進及びPortfolio開発のための調査 日本イーライリリー株式会社 治験・臨床試験の対象となる患者さんについて、日本における発症頻度・患者さんの診療実績・治療を受けられた医療機関を調査することで、治験・臨床試験の効率化・成功確率の向上や、新規薬剤の開発計画検討のために活用します。 2022年12月から1年間

2024年4月から1年間
CDU2022-036E02 TMB-High 固形腫瘍に対する抗 PD-1/PD-L1 抗体薬の有効性に関する探索的研究 九州大学病院 本研究では、免疫チェックポイント阻害薬の治療を受けたことがある固形がんの方を対象に、遺伝子パネル検査のデータを用いて解析を行います。本研究は、がんの遺伝子の異常(遺伝子変異、コピー数変化、融合遺伝子、腫瘍遺伝子変異量(TMB)、マイクロサテライト不安定性)と薬剤の治療効果の相関関係を調べることで、TMBの数値の高い集団での免疫チェックポイント阻害薬の治療効果を予測する新たなバイオマーカーの探索を目的としています。 2022年9月から2年間
CDU2022-035E02 がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C- CAT) データを利用した相同組換え関連遺伝子バリアントと抗がん剤感受性に関する観察研究 兵庫県立がんセンター 私たちの細胞はゲノムDNAに生じた傷を修復する仕組みを備えています。この仕組みがうまく働かないとがん化の一つの原因となりますが、一方この仕組みを働きにくくすることで、がん細胞といえども生存できなくするという逆転の発想の治療法が行われています。私たちは特に「相同組換え修復」に関わる遺伝子群に注目し、治療効果との関係性を調べることで、患者さんにとってより良い治療法の開発に繋げたいと考えています。 2022年9月から2年間
CDU2022-034E02 遺伝子変異情報を用いた化学療法奏効因子のリアルワールド・ビックデータ解析研究 東京医科歯科大学病院 近年の研究により、がんは遺伝子の変異(異常)によって起こる病気であることがわかってきました。今回の研究では、化学療法(抗がん剤)の効果も遺伝子変異によるのか、従来通り臓器やその細胞のタイプによるもののどちらの影響がより強いのかを、日本人で実際に遺伝子変異を調べた患者さんの遺伝子情報、治療情報を用いて解析する予定です。 2022年8月から2年間
CDU2022-033E02 前立腺癌におけるC-CATデータを利用した観察研究 九州大学病院 前立腺癌は男性における罹患率第1位の癌疾患です。本研究はがんゲノム情報管理センターに登録された前立腺癌データを利用して、本邦における遺伝子頻度や薬物治療の効果・有害事象との関連性を解析し、前立腺癌のゲノム医療向上に役立てます。 2022年9月から2年間
CDU2022-032E02 C-CAT (Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics)データを用いたHER2陽性胃癌におけるERBB2遺伝子異常とトラスツズマブ併用一次化学療法の効果と予後に関する研究 四国がんセンター

胃癌におけるERBB2遺伝子異常(変異、増幅)はがんの増殖や進展に関連していることが知られています。C-CATデータベースを利用して胃癌におけるこの遺伝子や関連する遺伝子の異常と化学療法の治療効果や予後との関係性を明らかにし、バイオマーカーとしての意義や新規治療開発の可能性を探索します。

2022年10月から2年間
CDU2022-031N 肺腫瘍、胸腺腫瘍患者の臨床検体(組織や血液など)を用いた ゲノムプロファイリングに関する研究 大阪大学医学部附属病院

胸腺上皮性腫瘍は希少がんに該当します。その希少さゆえに、治療が十分に確立されておらず、予後不良の悪性腫瘍です。C-CATには国内の患者様のデータが多く蓄積されております。多くの胸腺上皮性腫瘍の患者様のデータを使用させていただき、特定の遺伝子の変異割合等の情報など新たな診療標的の同定を目的とします。

2023年2月から1年間
CDU2022-030E02 C-CATデータを利用した腫瘍遺伝子変異量の研究 名古屋大学医学部附属病院

腫瘍遺伝子変異量(TMB)とは、がん細胞に生じた遺伝子変異の総量のことです。保険診療下で行われた包括的がんゲノムプロファイリング検査で測定されたTMBと他の遺伝子変異、二次的所見、患者背景との関連を検討することで、TMB の臨床的意義を探索します。

2022年9月から2年間
CDU2022-029E02 C-CATデータを利用した本邦における十二指腸がん標準治療開発に向けたがんゲノム情報解析 名古屋大学医学部附属病院

希少がんである十二指腸がんは小腸がんに分類され、一般に、胃がんや大腸がんに準じた化学療法が行われます。胆道がんに分類される十二指腸乳頭部がんは、胆道がんに準じた化学療法が行われます。
十二指腸がんとそれ以外の小腸がん、十二指腸乳頭部がん等では、変異を来している遺伝子は異なることと考えられ、C-CATデータを利用し、これらを対比した研究を行い、標準治療の確立していない十二指腸がんにおける治療開発を目指します。

2022年9月から2年間
CDU2022-028E02 がん遺伝子パネル検査を受けた胆道癌症例に関する前向き 観察研究 (日本胆道学会プロジェクト研究)  東北大学病院  胆道癌は悪性度の高い癌と言われています。本研究は日本胆道学会が主導し、治療歴を有し局所進行、転移あるいは再発と診断された胆道癌で遺伝子パネル検査を施行した症例を対象とします。多施設から得られたこれらの遺伝子情報及び臨床情報をC-CATを利活用することで大規模に集積し、胆道癌の日本での検査・治療成績や予後を明らかにし、さらに遺伝子変異をもとに新たなエビデンスを確立することを目的としています。 2022年7月から2年間
CDU2022-027E02 がん遺伝子パネル検査結果を利用したがん薬物治療の有効性と安全性に関する研究  京都大学医学部附属病院 日本全国で実施されたがん遺伝子パネル検査の結果や、レポジトリに登録された様々な診療情報を合わせて解析することで、進行がんの治療に対する有効性や、抵抗性を予測するの新規のバイオマーカー、新規治療の候補となる薬剤を探索します。 2022年7月から2年間
CDU2022-026E02 がん遺伝子パネル検査の臨床的有用性に関する研究 東京大学医学部附属病院  がん遺伝子パネル検査を受けた患者さんのうち、エキスパートパネルで推奨された新しい治療を受けた患者さんは10人に1人と報告されています。本研究では、各がん種の体細胞変異、融合遺伝子、腫瘍遺伝子変異量(TMB)高値などの検出率とそれぞれの治療効果を解析することにより、ゲノム医療を受ける患者さんの治療到達性を向上させる提案をしたい考えています。 2022年7月から2年間
CDU2022-025E02 C-CAT (Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics)データを用いた消化器癌におけるクロマチンリモデリング遺伝子異常の研究 四国がんセンター

消化器癌におけるクロマチンリモデリング複合体関連遺伝子異常と化学療法治療効果や予後との関係性を明らかにし、その意義や新規治療開発の可能性を探索します。
対象となる患者さん:C-CATに登録された胃癌、大腸癌、食道癌、膵癌、胆道癌、肝癌患者さんのすべての臨床データおよび遺伝子解析情報

2022年9月から2年間
CDU2022-024E02 C-CAT データを利用した本邦における喫煙者特異的ゲノム異常の同定と発癌関連性の検討 名古屋大学医学部附属病院 喫煙は種々の癌腫において発癌危険因子として挙げられています。喫煙により遺伝子変異の頻度が高まることが要因のひとつと考えられますが、詳細な機序は明らかではありません。今回C-CATデータベースを利用して、喫煙歴の有無により頻度が増減する遺伝子変異を癌腫横断的に抽出することで、喫煙に強い相関をもつ遺伝子変異を同定できる可能性があり、喫煙者の発癌機序の解明に寄与する可能性があると考えています。 2022年7月から2年間
CDU2022-023E02 C-CATのデータベースを用いて肺がん患者で遺伝子プロファイリング検査により新規に特定されたドライバー遺伝子変異の割合を評価する後方視的観察研究 京都府立医科大学附属病院  この研究は進行期、手術後あるいは化学放射線療法後に再発された肺がん患者で遺伝子プロファイリングを行うことにより新しく検出されたドライバー遺伝子異常の割合を検討することを目的としています。

進行期または術後再発の非小細胞肺がん患者ではドライバー遺伝子変異を特定する検査は重要であると言われており、標準治療終了後の遺伝子プロファイリング検査によりどのくらいの患者さんでドライバー遺伝子異常が検出されたかを評価します。

2022年7月から2年間
CDU2022-022E02 C-CATデータを用いたがん領域における遺伝子変異の実態調査および新規開発の推進に向けた調査 ノバルティス ファーマ株式会社 医薬品新規開発に向けた試験実施時の医療機関選択のためC-CATデータを参照し、より効率的な試験の実施を目指します。また、データベース研究立案に向けてC-CATデータを利用して治療実態を調査し、がん患者さんの適切な遺伝子診断および治療の推進を目指します。 2022年9月から2年間
CDU2022-021E02 がんゲノム医療データを用いた頭頸部癌薬物治療応答への基盤解明 東京医科歯科大学病院 臨床で得られた頭頸部がんに関係する遺伝子変異データを収集し、個人の変異に合わせた薬物治療の有効性を解析すること、がんゲノム医療の有用性を検討することを目的としています。 2022年7月から2年間
CDU2022-020E02 医薬品等の創薬開発促進のための調査 エーザイ株式会社 当社では抗がん剤領域を社の重点開発領域の一つと定めて医薬品開発に取り組んでいます。抗がん剤の創薬においてC-CATのデータベースの利用することにより、特定の遺伝子変化を持つがんの患者数や臨床情報をリアルタイムに把握し、新規治験・臨床試験の効率化、新しい診断・治療法の開発など、創薬開発の促進することを目的としています。

2022年4月から1年間

2022年8月から1年間

CDU2022-019E02 がん遺伝子パネル検査の診療実態および受検患者の体験に関する調査研究  東京大学医学部附属病院 本研究の目的は、がん遺伝子パネル検査の実施例について、検査実施時の登録情報や解析結果に加え、検査実施後の治療内容や患者側の受け止め方を調査し、正確な診療実態の把握、患者満足度やがんゲノム医療提供体制における課題点の抽出を行うことです。C-CATのデータを活用し、1患者アンケート、2施設アンケートと統合して解析することで、がんゲノム医療の診療実態や提供体制の全体像を明らかとします。 2022年7月から2年間
CDU2022-017E02 肺がん等胸部悪性腫瘍における遺伝子異常検索に関する観察研究 北里大学病院 C-CATデータにおける遺伝子変化の情報と診療情報を当院におけるデータと照らし合わせ、あるいはC-CATデータ単独で、胸部腫瘍における遺伝子変化の意義や遺伝子変化の検索のあり方について検討を行います。胸部悪性腫瘍の病態解明やより良い診療のあり方の探索を目的としています。 2022年6月から2年間
CDU2022-016E02 がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C- CAT) データを利用したがん種横断的な網羅的遺伝子解析 東北大学病院 がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C- CAT)に登録された癌患者症例の遺伝子解析データを使用し、遺伝子異常と治療内容などから予後予測因子・治療効果予測因子を網羅的に探索し、予後改善のために特に影響力のある要因について後方視的に解析することを目的とする学術研究です。 2022年5月から2年間
CDU2022-015E02 がん患者における遺伝性腫瘍の割合の解明 京都大学医学部付属病院  がん遺伝子パネル検査における遺伝子の変化の情報はがん細胞に後天的に生じたものと生まれつき体のすべての細胞に存在するもの(生殖細胞系列のバリアントといい、遺伝性腫瘍の原因と考えられます)からなります。がん遺伝子パネル検査の結果を集約したC-CATデータを詳細に解析することにより、生殖細胞系列由来である可能性を遺伝子ごと、がん種ごとに調べます。 2022年6月から2年間
CDU2022-014E02 骨・軟部腫瘍の予後・治療成績予測バイオマーカーの探索 大阪大学医学部附属病院 骨・軟部腫瘍は非常に稀な腫瘍であるため病気に関する情報が不足しております。本研究の目的はC-CATに蓄積された骨・軟部腫瘍に関する情報を解析し、がん遺伝子パネル検査で見つかる遺伝子異常が病気の治療成績や薬の効きやすさの目安になるかどうかを調査することです。 2022年6月から2年間
CDU2022-013E02 高頻度遺伝子変異を検出するデジタルPCRプライマー/プローブライブラリOTS-155の定量能力の検証研究:OTS-155研究 岩手医科大学 個別の遺伝子変異検出を目的としたデジタルPCR(dPCR)法のための試薬(プライマー・プローブ)の対象となる変異を選定し、実際に腫瘍組織から抽出されたDNAにおいて正常に動作するか確認する研究です。ヒトがんで高頻度に認められる変異を効率的に選定するために、データベースを利用します。 2022年7月から2年間
CDU2022-012E02 がん遺伝子パネル検査施行症例における治療到達性および治療到達性に影響を与える因子の検討 岡山大学病院 当院を含む中四国地方でがん遺伝子パネル検査を実施した症例と、他地域の症例におけるPositive biomarkerの検出頻度、検出されたDruggable biomarkerに対し推奨された治療が実施された割合、TAT解析によるがんゲノム医療の実態を比較し、Druggable biomarkerが検出された症例において治療到達性に影響を与える因子を検討することで、今後の診療手法の開発や臨床研究の立案につなげることを目的とします。 2022年6月から2年間
CDU2022-011E02 がんゲノム遺伝子パネル検査の腫瘍遺伝子変異量(TMB)に関する研究 九州大学病院 C-CATのビックデータを利用し、免疫チェックポイント阻害薬の適応を判断するための有力なバイオマーカーであるTMBについて、様々な癌腫における実測値と遺伝子変異との関連を明らかにする研究を企画しました。 2022年5月から2年間
CDU2022-010E02 分子標的薬の開発及び既承認薬の市場性調査 バイエル薬品株式会社 患者さんに合った薬剤をすみやかに開発するため、治験を実施する医療機関を選択する際にC-CATデータを参照し、対象となりうる患者さんがおられる可能性の高い医療機関を選定、より効率的な治験の実施を目指します。また、実際の医療現場において行われている治療の実態をC-CATデータを通じて調査することにより、医療ニーズをより正確に把握し、薬剤や付随する診断法のより有効な活用を目指した活動につなげます。 2022年6月から2年間
CDU2022-009E02 遺伝性腫瘍関連遺伝子と臨床情報・治療効果の関連解析 理化学研究所 これまで、バイオバンク・ジャパンから取得したDNAおよび臨床情報をもとに、BRCA1やBRCA2をはじめとした遺伝性腫瘍関連遺伝子の病的バリアントが、どのように各がん種のリスクや臨床情報に関連するかを解析しています。C-CATのデータも利用することで、更に体細胞変異や治療効果との関連について明らかにする予定です。 2022年3月から2年間
CDU2022-008E03 がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C- CAT) データを利用した転移再発乳癌の網羅的観察研究 東北大学病院 がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C- CAT)に登録された乳癌症例データを使用し、乳癌の遺伝子変異と治療内容などから予後予測因子・治療効果予測因子を網羅的に探索し、予後改善のために特に影響力のある要因について解析することを目的としています。 2022年4月から3年間
CDU2022-007N リキッドバイオプシーにより検出される遺伝子変異の特性と意義に関する研究 熊本大学病院  2021年8月より、血液を使ったがん遺伝子パネル検査(リキッドバイオプシー)が行われるようになりました。この検査では、がん細胞の遺伝子異常だけでなく、主に加齢に伴う血液細胞の遺伝子変化が同時に検出されることがあり、がん遺伝子パネル検査の結果解釈が困難となる場合があります。本研究では、どのような種類のがんで、どのようなタイミングで採血を行うと、血液細胞由来の遺伝子変化が検出されやすくなるか明らかにし、最適な検査方法の確立を探ります。

2022年3月から1年間

契約満了

CDU2022-006E03 日本でのがん遺伝子パネル検査におけるlength biasの実態を解明する 都立駒込病院 保険制度上、進行がんの診断後すぐにはがん遺伝子パネル検査を受けられず、標準的な治療を終えるまで待機期間が必要です。この期間中に病状が悪化した進行の早い患者さんはパネル検査を受けることができません。結果としてパネル検査を受けられた患者さんは比較的長生きする傾向がみられます。この現象をlength biasといいます。本研究は日本におけるlength biasの実態を明らかにすることを目的とします。 2022年3月から3年間
CDU2022-005N 遺伝子検査の結果を踏まえた膵癌を中心とした進行癌の治療反応性の検討 山形大学医学部附属病院 がんゲノム検査を通じて、多くの患者さんのデータが得られはじまっています。そのなかには、遺伝子の変化のデータや、通常の治療への反応に関するデータなどが含まれています。この検討では、その得られたデータのなかで、どのような遺伝子変化があるときにどういった薬剤でどのような効果が得られているか?という点についての検討を行います。当院からは膵癌の検体が多いため、膵癌を中心に検討を行う予定です。

2022年3月から1年間

契約満了

 

CDU2022-004E02 がんゲノムプロファイリング検査によるRAS-RAF経路に対する治療の探索 京都第二赤十字病院  

本研究ではがんゲノムプロファイリング検査によりRAS-RAF経路に対する治療を提案できる症例について検討し、すでに一部のがん種に適用がある薬剤の適用拡大の可能性について探索します。RAS-RAF経路に関する分子としてRAS (KRAS,NRAS,HRAS) 、RAF (BRAF,CRAF) 、MEK、ERK、RB、NF-1に対する遺伝子変異を検討します。

2022年3月から2年間
CDU2022-003E02 がん遺伝子解析パネルによるリアルワールドデータを用いた網羅的病態解析 国立がん研究センター
研究所
本研究は、日本における全がん種の各疾患単位の遺伝子異常プロファイルを明らかにし、各遺伝子異常プロファイルと治療反応性や予後などの臨床因子との関連について検討を行います。また、海外の同様のデータと比較することにより、遺伝子異常プロファイルの人種間での違いを明らかにすることを目的とします。 2022年2月から2年間
CDU2022-002E02 HER2抗体薬物複合体に耐性を付与するHER2陽性胃癌のゲノム異常と微小環境の探索  九州大学病院  本研究では、トラスツズマブ デルクステカンの治療を受けたことがある胃がんの方を対象に、遺伝子パネル検査のデータを用いて解析を行います。本研究は、どのようながんの遺伝子異常が薬剤の治療効果に関連するかを調べることで、胃がんに対する新たな治療開発につなげていきたいと考えています。 2022年5月から2年間
CDU2022-001E02 がんゲノムプロファイリング検査情報の二次利活用による遺伝的背景の頻度分布の探索的研究 東京大学医学部附属病院 がんの発症には様々な原因が考えられていますが、遺伝的影響が一部関与する(遺伝性腫瘍)ことがわかっています。この研究は、今までにがん遺伝子パネル検査を受けた方から集積された検査結果と臨床情報を用い、がんの発症と遺伝的な背景との関係を確認します。得られた結果は、これからのがん遺伝子パネル検査の結果の判定に役立つ情報になると期待されます。 2022年3月から2年間
CDU2021-004E02 医薬品等の開発促進や創薬育薬研究計画立案のための調査 中外製薬
株式会社
 患者さんに合う医薬品等をより早く開発するため、治験を実施する医療機関を選択する際にC-CATデータを参照したり、データ調査結果を利用し治験対象患者さんが存在する医療機関へ迅速に治験情報を紹介することで、治験期間の短縮や治験成功確率の向上を目指します。また、創薬・育薬の課題解決につながるようなデータベース研究を立案できないかC-CATデータを通じて診療実態を調査し、新規治療法や診断法の創造につなげます。 2022年1月から3年間
CDU2021-003E02 C-CATデータを用いた、特定の遺伝子異常と膵癌に対する薬物療法の治療効果についての検討  京都府立医科大学付属病院  がんゲノム医療や遺伝子検査が膵がんの診療にも利用されるようになり、遺伝子変異の種類によって治療選択を考える時代になりました。しかし、実際には遺伝子異常と適切な治療薬剤との関係は、ほとんど分かっていません。今回、膵癌における遺伝子異常と化学療法の効果・有害事象との関連をビッグデータから解析し、新たな治療選択の根拠となる知見を発見したいと考えています。 2022年1月から3年間
CDU2021-002E02 genetic ancestry analysisと、日本におけるがんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C-CAT)を用いた、胸部腫瘍の遺伝子変異の人種差に関する検討 順天堂大学医学部附属順天堂医院 悪性腫瘍の罹患率や死亡率は人種による違いがあり、また、悪性腫瘍自体の遺伝子変異も人種ごとに違いがあります。胸部腫瘍での遺伝子変異の人種差に関する検討は少ないため、今回、C-CATにより集積された、国内で実施したがん遺伝子パネル検査のデータ、および、海外のデータを用いて、胸部腫瘍の遺伝子変異の人種差を明らかにすることを目的とします。また、C-CATの臨床情報もあわせて検証し、予後因子等も明らかにしたいと考えています。 2022年1月から3年間
CDU2021-001E02  がん遺伝子パネル検査の実用状況および臨床的有用性の観察研究 国立がん研究センター
中央病院
本研究では、がん遺伝子パネル検査を実施した際にみられる「各がん種における遺伝子変異の頻度」や「遺伝子変異に対応する治療を実施した際の効果」等を検討します。今後の研究や薬剤開発にも寄与することが期待されます。地域差、人種差などを検討するために、国内外のがん関連データベースとの比較検討も行います。 2022年1月から3年間
契約期間が1年間を超える課題は延長契約をしたことを示します。

C-CATデータ利用施設の全国分布

C-CATデータ利用施設の全国分布
利活用検索ポータルの運用を開始した2021年10月から2023年12月までの約2年間における、C-CATデータ利用施設(利用課題)の分布状態を図示しました。計53施設、86課題がC-CATデータを利用しており、同じ施設で異なる複数の課題を有する場合もあります。内訳としては、がんゲノム医療病院(がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院)71課題、その他のアカデミア5課題、企業10課題となっています。がんゲノム医療病院については、施設数の少ない中核拠点病院の課題数が最も多く3割を占めていますが、連携病院からの応募も多数あり、利用状況は全国的な広がりをみせています。

注:各施設のバーの高さは課題数に対応しており、例えば、広島県にある施設は1課題、愛媛県にある施設は2課題に相当するよう表示されています。利用施設が密集している首都圏については、インセットを追記しました。