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国立がん研究センター

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がんゲノム情報管理センター

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センター長ごあいさつ

間野センター長

がんゲノム情報管理センター(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics: C-CAT)の間野博行です。当センターは日本における良質ながんゲノム医療を実現するために2018年6月1日に設立されました。

ゲノム情報を利用して治療・予防介入するがんゲノム医療は、まず海外で開始されました。日本においても2016年12月に「がんゲノム医療フォーラム2016」が開催され、がんゲノム医療実現に向けた安倍晋三総理のメッセージが紹介され、我が国におけるがんゲノム医療提供体制の準備が始まりました。さらに2017年春には「がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会」が厚生労働省において開催され、我が国における国民皆保険下のがんゲノム医療体制はどのように設計・運営されるべきかが議論されました。そこでは、ゲノム医療中核拠点病院を中心とした段階的なゲノム医療体制の構築と、そのデータを集約するためのがんゲノム情報管理センターの設置などが提言されました。これを受けて、国は2018年2月にがんゲノム医療中核拠点病院を指定し、さらにそれと連携してゲノム医療を進めるがんゲノム医療連携病院が選ばれています。がんゲノム情報管理センターも、このように国が施策として推進するがんゲノム医療の実務の一端を担う機関として、国立がん研究センターに設置されました。

がんゲノム情報管理センターでは、がんゲノム医療中核拠点病院やがんゲノム医療連携病院等で行われる、患者さんお一人おひとりのゲノム解析の結果得られる配列情報および臨床情報を集約し保管する「がんゲノム情報レポジトリー」を構築するとともに、ゲノム解析結果の解釈・臨床的意義付けを行うためのがんゲノム知識データベース(Cancer Knowledge DataBase: CKDB)を構築します。またゲノム解析結果を基にCKDBを用いた「がんゲノム検査CKDB報告書」を患者さん毎に作成し各病院に送付する予定です。さらにはこうして集めた貴重なデータは、一定のルールに従って、大学・企業等の研究機関における新しい治療標的・バイオマーカー・治療薬の開発に役立てられる予定です。

がんゲノム情報管理センターは国民の皆様、様々な医療機関・大学・企業と連携して、日本に最良のがんゲノム医療が実現するべく努力して参りますので、皆様のご指導とご協力をよろしくお願い申し上げます。

国立研究開発法人 国立がん研究センター
がんゲノム情報管理センター
センター長  間野 博行

がんゲノム情報管理センターの役割