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研究員へのインタビュー NO.1がん情報提供部 特任研究員 稲垣 安沙
がん対策研究所に来るきっかけ

博士課程修了後は大学でポスドクとして、自分の研究や、共同研究の事務局、学生指導などを行ってきました。任期が終わり、子育てをしながら研究も続けられる職場を探していて、大学院の先輩に声をかけていただき応募を決めました。
がん対策研究所は、研究と事業展開という二つの側面を持ち、研究成果を社会に実装していくプロセスを学ぶことができるのではないかと考えたのが理由です。
現在の研究内容や事業内容
がん情報をより分かりやすく、必要な方に正しい情報を届けるために、シナリオ型チャットボットの開発に携わっています。他分野の研究者と共同しながら開発していく中で、看護師としての自分の経験が生かされていると感じます。また、学生時代から続けている訪問看護師の研究も継続しています。
がん対策研究所での生活
現在非常勤職員として週3日の勤務をしています。そのうち週2日は在宅での勤務ですが、朝のミーティングやチャットなどで、こまめに連絡を取りながら業務を行っています。育児と仕事の両立がしやすく、無理なく働くことができています。
がん対策研究所に来てよかったこと
がんに関する様々な研究や事業の一端を知ることができ、自分の興味関心によってどんどん広げていくことができる可能性を感じています。また、国際共同研究や、実装研究、データベース研究など、さまざまな研究手法を学ぶことができます。分野横断型の勉強会や研究会も行われているため、分野を超えてつながることができるのも魅力です。
研究や事業への参加を検討している方へ一言
興味関心、そしてやる気次第で、様々な経験を積むことができます。 様々なバックグラウンドを持つ仲間ができることは、研究だけでなく、人生の糧になると思います。