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研究員へのインタビュー NO.3コホート研究部 特任研究員 木住野 円華
がん対策研究所に来るきっかけ

大学院の先輩から紹介いただいたのがきっかけです。 大学院時代に大規模コホート研究に携わった経験はありませんでしたが、先輩からよく話を伺っていたので、がん対策研究所に興味を持っていました。ポスドクとして、研究実績を積める環境であること、大規模コホート研究の運営に関われることから入職を決めました。
現在の研究内容や事業内容
JPHC studyという大規模コホート研究のデータを用いて、管理栄養士としてのバックグラウンドをいかして、食生活とがんをはじめとした疾病や死亡リスクとの関連について研究をしています。また、コホート研究の運営事務局として、地域の病院から疾病履歴データを収集したり、対象地域に出向いて追跡調査のお手伝いも行っています。大規模コホート研究のデータ解析だけにとどまらず、コホート運用業務に携われるのが、今後の研究者キャリアにとって魅力だと感じています。
がん対策研究所での生活
研究内容の情報交換に加え、データベースや統計手法等について学べる機会が頻繁にあり、非常に学びが多く、研究に集中しやすい環境です。また、分野を問わず気軽に研究について話し合いができ、お昼休みにはたわいない話で気分転換もできます。休日にはしっかり休みも確保してプライベートも充実しています。
がん対策研究所に来てよかったこと
入職してから感じているのは、職員一人ひとりが国のがん対策や健康寿命の延伸に向けた疾病予防に携わっているという責任感を持って仕事に臨んでいるということです。研究の先の社会への還元という視点も身近に感じることができます。
研究や事業への参加を検討している方へ一言
若手研究者にとって、研究の実績や経験を積みやすい環境であり、プライベートの時間もしっかりとれる、大変ありがたい環境だと思います。