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研究員へのインタビュー NO.6予防研究部 特任研究員 谷爲 茉里奈
がん対策研究所に来たきっかけ

小児がんを経験したことから、以前よりがんの研究に興味を持っており、学部生の頃に国立がん研究センターのオープンキャンパスに参加しました。その際、当時の予防研究部長から、予防研究部で行われているがん予防・疫学研究やセンターの連携大学院制度について教えていただきました。それをきっかけに、予防研究部で研究したいと考え、博士課程から同制度を利用して入職しました。現在は博士課程を修了し、ポスドクとして研究を続けています。
現在の研究内容や事業内容
私は、がん患者を減らすための有効な一次予防法の提言を目指し、がんの疫学・予防研究に取り組んでいます。主な研究・活動内容は、
- 大規模コホート研究のデータを用いた、喫煙、飲酒、海藻摂取などの生活習慣、食生活と甲状腺がん罹患との関連の検討
- 科学的根拠に基づく日本人のためのがん予防法の開発・提言を行う研究班の事務局業務およびリスク評価作業
- 東京都の胃がん検診受診者を対象とした追跡調査の運営です。
また、日本の主要なコホート研究の統合解析プロジェクトでは、一部のコホートデータの解析を担当しています。
がん対策研究所での生活
普段は10時から勤務を開始しており、満員電車を避けて通勤しています。研究所内では、若手セミナーや研究セミナー、統計セミナーなどが開催され、自分の専門以外の分野を学ぶ機会も豊富にあります。同僚は皆温かく、研究について話し合うことはもちろん、日々の出来事について雑談することも多く、和気あいあいとした雰囲気の中で仕事をしています。週2回、お昼休みに開催される運動教室もよいリフレッシュになっています。
がん対策研究所に来てよかったこと
連携大学院制度を利用して学位を取得できたことに加え、多くの研究者が身近にいるため、研究で悩んだときに気軽に相談できる環境にも恵まれていると感じます。学位審査前には予演会を開いていただき、専門の異なる研究者からさまざまな視点で意見をいただきました。最近では、新しい研究テーマの方向性に悩んでいた際、3部合同で月1回開催されるワークカンファレンスで助言をいただくことができました。また、部門を越えた研究プロジェクトに関わる機会もあり、研究の幅を広げられる点も魅力です。
研究や事業への参加を検討している方へ一言
がんを減らし、よりよいがん対策につなげることを目指して、ぜひ一緒に研究しましょう!