トップページ > 各部紹介 > がん政策評価研究部 > プロジェクト > 遺族調査 > 調査概要(2026年調査)
調査概要(2026年調査)
調査の意義
国立がん研究センターでは、厚生労働省の委託事業として、亡くなられた患者さんのご遺族を対象に、患者さんがお亡くなりになる前に利用された医療や療養生活の実態を把握する全国調査を継続的に実施しています。本調査は、医療に関する政策評価の一環として行われており、その結果は医療や療養環境の改善に活用されます。
医療の質を適切に評価するためには、本来、医療を受けられた患者さんご自身のご意見を伺うことが最も信頼できる方法です。しかし、人生の最終段階では、意識状態や全身状態の変化により、直接お話を伺うことが難しいことが少なくありません。このため、ご遺族の方から当時の状況についてお伺いし、医療の質を評価する手法を用いています。
皆様からお寄せいただくご回答は、医療や療養環境をより良くしていくための重要な基礎資料となります。ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
調査方法・対象
2026年に実施する調査では、厚生労働省の承認のもと、人口動態調査で使用される死亡票の情報を基に、2024年に「がん」で亡くなられた患者さんのご遺族の中から無作為に抽出された約47,000名の方へ調査票を郵送します。
調査票は 2026年1月末頃に発送し、お手元に届いてから 2週間程度を目安にご返送いただくようお願いしています。
解析・結果の報告
ご回答いただいた内容は、国立がん研究センターにて集計・解析を行います。調査結果は、当センターのホームページや報告書、学術論文などを通して公表の予定です。
個人情報について
本調査で得られた情報は、調査事務局である国立がん研究センターの情報セキュリティ規程に基づき、適切に管理いたします。調査結果を公表する際には、個人が特定されることのない形で取り扱います。
調査依頼状・趣意書・調査票
- 患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方へのアンケート調査ご協力のお願い(PDF:320KB)
- 患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方へのアンケート調査 趣旨(PDF:550KB)
- 患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方への調査 調査票(PDF:978KB)