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(第11回 希少がんMeet the Expert)

「脳腫瘍」成田善孝
(第11回 希少がんMeet the Expert)

更新日 : 2020年12月22日

公開日:2019年10月1日
  • 日時:2017年12月8日金曜日 19時から20時30分 
  • 場所:国立がん研究センター中央病院 希少がんセンター待合
  • 講演:成田 善孝 国立がん研究センター希少がんセンター/中央病院脳脊髄腫瘍科長 

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第11回脳腫瘍開会挨拶

第11回脳腫瘍講演:成田 善孝

第11回脳腫瘍ディスカッション

開催報告 

希少がんを知り・学び・集う「希少がんMeet the Expert」(希少がんMtE)の第11回セミナーが「脳腫瘍」をテーマに、2017年11月10日に開催され、患者さん・ご家族、医療関係者など26名が参加しました。

開会の挨拶では、中釜斉(国立がん研究センター理事長)が、「脳腫瘍は、一つ一つの種類でとらえると罹患者数が少なく、希少性が高い。国立がん研究センターでは、脳腫瘍を含めた希少がんについても、他のがん種と同様に積極的に治療成績を上げる仕組みづくりを発展させたい」と話しました。続いて、今回のセミナーの協力団体である、NPO法人脳腫瘍ネットワーク副理事長の田川尚登さんが会の活動を紹介しました。田川さんは、海外の学会にも参加しており、「日本には、脳腫瘍の患者会がいくつもあります。それらが連携して、国際的な情報も含めて、患者さん・ご家族に提供していきたいと考えています。ぜひアクセスしてください」と呼びかけました。

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    開会挨拶

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    NPO法人脳腫瘍ネットワーク副理事長の田川尚登さん

 

 講演では、成田善孝(希少がんセンター/中央病院脳脊髄腫瘍科)が脳腫瘍の基礎知識と治療について神経膠腫(グリオーマ)を中心に解説しました。

脳腫瘍は150種類ほどありそれぞれに治療法も進行の仕方も異なり、適切な診断には脳腫瘍に詳しい専門家の病理診断が欠かせません。近年は、手術・放射線・化学療法による治療が進歩して治癒する例も多いなか、「再発のチェックは通常の固形がんなどとは異なり20年ほどが必要」とのことでした。また、「手術は腫瘍を取り去ることが目的ではなく、患者さんが社会生活を送っていけるように体の機能を温存して、腫瘍による症状を軽減することを目指している」ことなど、治療を受ける患者さんが知っておきたいたくさんのポイントが示されました。さらに、脳腫瘍の患者さん・ご家族が抱く不安や恐れ、在宅療養の環境や心のもち方についても詳しい話がありました。患者さん・ご家族は、病院や地域のさまざまなスタッフが連携してサポートしているので、「困ったことがあったら、だれかに話していただきたい」と結びました。

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    講師:成田 善孝

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    講演する成田善孝

ディスカッションでは、がん情報サイトオンコロの柳澤昭浩が進行役となり、講演の成田善孝、NPO法人脳腫瘍ネットワークの田川尚登さん、オンコロの可知健太、司会の加藤陽子(希少がんセンター)が、参加者からの質問に回答しました。「治療を終えた患者さんが、その後を過ごしていくうえで大切にしたいこと」「経過観察で行う検査の副作用はどう考えたらいいか」「テモダールの治療はいつまで続ける必要があるか」など幅広い質問にさまざまな立場から丁寧な回答がなされました。会場から大きな拍手がわき、セミナーは閉会となりました。

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    ディスカッションの様子

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    質疑応答

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    質問に答える田川尚登さん

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    会場の様子

  • 希子(Mareko)
  • 希少がんホットライン