コンテンツにジャンプ
希少がんセンター

トップページ > 希少がんグラント

希少がんグラント

更新日 : 2022年6月6日

公開日:2021年11月2日

希少がんグラントとは

国立がん研究センターの希少がんに対する取り組みに賛同し、期待される方から、希少がん領域の研究をさらに推進することを目的としたご寄付をうけたことを受け、2021年、希少がんグラントを創設しました。希少がんの診断および治療の進歩・発展に貢献する独創的な基礎・臨床研究を、医師・研究者・コメディカルから広く募集、理事長以下5名の選考委員会による厳正な選考に基づき、希少がん医療の向上に資することが期待される優れた研究・研究者に対して研究費を贈呈しています。選考にあたっては、ご寄付いただいた方の意思を尊重し、科学的な側面に加えて希少がん医療の向上のための研究に情熱を持って取り組む姿勢も重視しています。

希少がんグラント
更新日:2022年6月6日

希少がんグラント I (2021年4月~ )

寄付者のご意思である「希少ながん、または希少ではないが希少な症例」における
 1.病理やメカニズムの解明
 2.早期の的確な診断
 3.有効な治療の確立に資する研究
7課題に研究費が贈呈されました。

採択研究課題

小嶋 基寛 
肉腫様もしくは未分化形態を有するがん(Cancer with Sarcomatoid or Undifferentiated morphology)の臓器横断的疾患概念確立に向けた検討

吉田 朗彦 
診断困難・診断不能な骨軟部腫瘍と脳腫瘍に対する、DNAメチル化プロファイルを活用した、分類学的研究

平田 秀成 
気管原発腺様嚢胞がんに対する陽子線治療の確立とゲノム変異の検討

沖田 祐介 
悪性骨軟部腫瘍患者のQuality of life の実態把握および関連要因に関する多施設共同研究

小杉 和博 
未成年の子どもを持つ希少がん患者におけるオンラインピアサポートグループ参加による心理社会的効果を検証する前向き観察研究

新垣 誉子 
オルガノイド・スフェロイド培養を用いた卵巣明細胞がんに対する治療開発

高橋 雅道 
AYA世代および壮年世代の悪性脳腫瘍における新規治療標的検索

 

希少がんグラント II (2021年12月~ )

寄付者のご意思である「希少がん研究・医療を一層推進するための研究」
12課題に研究費が贈呈されました。

採択研究課題

板橋 耕太
肺肉腫様癌に対する免疫療法開発の基盤研究

鈴木 啓道
シングルセルマルチオームとマルチサンプリングを用いた膠芽腫の腫瘍内多様性と進展形式の解明

小林 英介
MDM2増幅末梢発生軟部肉腫(MDM2-amplified soft tissue peripheral sarcoma:MSPS)の病態解明および診断治療標的の開発

米盛 勧
副腎皮質がんにおけるWnt/βカテニン経路異常を同定する最適なバイオマーカーの確立と免疫微小環境との関連の検討

奥村 元紀
血管肉腫の免疫学的プロファイリングと新規治療戦略の確立

森末 遼
肝がんの肉腫様変化に関わるゲノム異常解明を目指した基盤構築

八岡 和歌子
治療晩期障害として放射線性顎骨壊死を発症し、治療や生活に問題を抱える頭頸部がん患者の後ろ向きコホート研究

小倉 浩一
Ewing肉腫の二次変異の臨床的意義に関する国際共同研究

中谷 文彦
超希少がんに対する戦略的新規治療薬開発:抗体抗がん剤複合体開発を中心に

北林 一生
悪性ラブドイド腫瘍における新規創薬標的EZH1/2の発現制御機構の解明

内藤 陽一
GISTのバイオロジー評価と適切な治療選択のためのレジストリー研究

加藤 陽子
希少がん患者の医療情報ニーズ検索および患者会支援団体との連携・協働を通した希少がんの情報提供手段に関する研究

 

希少がんグラント記念シンポジウム

希少がんグラント開始後3年目の2024年に「国立がん研究センター希少がんグラント記念シンポジウム」を開催予定です。記念シンポジウムには、医師・研究者のみでなく、広く一般の方々にもご参加いただき、希少がんグラントによる研究成果を発表するとともに、最新の希少がんの医療・研究・治療開発に関して、分かりやすく学び、ディスカッションできる機会にしたいと考えています。ぜひ、ご期待ください(詳細に関しては後日アナウンス予定です)。