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気管原発腺様嚢胞がんに対する陽子線治療の確立とゲノム変異の検討

更新日 : 2022年5月16日(確認)

公開日:2022年1月28日

研究代表者

平田 秀成(ひらた ひでなり)
  • 平田 秀成(ひらた ひでなり)
  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏) 粒子線医学開発分野

希少がんグラント

共同研究者

  • 秋元 哲夫(あきもと てつお)
  • 国立がん研究センター希少がんセンター
  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科長
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏) 粒子線医学開発分野長

  • 全田 貞幹(ぜんだ さだとも)
  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏) 粒子線医学開発分野

  • 茂木 厚(もてぎ あつし)
  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏) 粒子線医学開発分野

  • 北條 秀博(ほうじょう ひでひろ)
  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏)粒子線医学開発分野

  • 中村 匡希(なかむら まさき)
  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター (柏)粒子線医学開発分野

  • 影山 俊一郎(かげやま しゅんいちろう)
  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏) 粒子線医学開発分野

  • 坪井 正博(つぼい まさひろ)
  • 国立がん研究センター東病院 呼吸器外科長

  • 鮫島 譲司(さめじま しょうじ)
  • 国立がん研究センター東病院 呼吸器外科

研究概要

腺様嚢胞がんは頭頸部に生じやすい希少がんですが、気管や気管支にも生じます。体の中の重要な臓器(心臓、大きな血管、食道、肺など)が近接する部位に生じ、気管に沿って染み込むように広がります。手術では完全に取り除くことができない場合もあり、このような場合の治療選択肢を確立する必要があります。
陽子線治療は、治療によって生じる身体の変形やゆがみを抑えながら(専門用語で、整容性を保つと言います)、重要な臓器をできるだけ避け、がんをピンポイントで狙い撃ちする治療です。頭頸部の腺様嚢胞がんでは、陽子線治療は整容性を保つことができる観点から治療の選択肢のひとつと認識されています。私たちは気管や気管支に生じる腺様嚢胞がんに対しても、陽子線治療の特徴を生かすことができると考え、陽子線治療の効果を調べます。一部の患者さんにはご協力をお願いし、血液を調べることで陽子線治療の効果とがん細胞が持つ遺伝子異常の関係を調査します。陽子線治療の効果が高い腺様嚢胞がんの特徴を探索します。

 

  • 陽子線治療

    陽子線治療の様子

  • 国立がん研究センター東病院 放射線治療科

    国立がん研究センター東病院 放射線治療科


 研究代表者から患者さんやご家族へのメッセージ

気管や気管支に生じる腺様嚢胞がんは希少がんであり、新しい治療法が開発されにくい状況です。少しでも希少がんに対する治療の向上に役立ちたい、体への負担が少ない治療を提供したいと思い、研究を進めています。陽子線治療の効果を明らかにし、特に手術で完全に取り除くことができない場合の治療選択肢の確立につなげたいと考えています。皆様の多大なご支援に対し、心より感謝申し上げます。

 

研究の成果

準備中