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希少がんセンター

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血管肉腫の免疫学的プロファイリングと新規治療戦略の確立

更新日 : 2022年6月1日(確認)

公開日:2022年1月28日

研究代表者

奥村
  • 奥村 元紀(おくむら げんき)
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏)免疫トランスレーショナルリサーチ分野

希少がんグラント

共同研究者


  • 緒方 大(おがた だい)
  • 国立がん研究センター中央病院 皮膚腫瘍科

研究概要

血管肉腫は、皮膚や軟部組織に発生する希少がんの一種であり、半数以上が肺や胸膜などに転移し、予後不良のがんです。主な治療法は外科的切除ですが、がん細胞の浸潤性が非常に高いため、完全に切除することが難しく、高頻度に再発します。抗がん剤など一部の薬物治療による効果が認められる場合もありますが、腫瘍環境の解析が不足しているため、治療法の選択肢が非常に少ないことが大きな課題です。
近年、がん細胞に対する免疫応答を活性化する免疫療法の登場により、様々ながんの治療成績が向上しています。しかし、免疫療法の効果は、腫瘍環境の免疫学的特徴によって決まるため、血管肉腫についても同様に詳細な解析が必要とされています。そこで、本研究では、血管肉腫の患者検体を用いた網羅的な免疫学的解析と、動物実験を用いた新しい治療法の樹立を目的として研究を行います。

  • 奥村2

    研究代表者の奥村元紀

  • 血管肉腫の多重免疫染色

 

研究代表者から患者さんやご家族へのメッセージ

私はこれまで大学の研究室で免疫学の研究を行なってきましたが、基礎研究が枯渇している希少がんの解析をするために、国立がん研究センターに移動してきました。本研究を進めるにあたり、貴重な検体をご提供くださる患者様、ご家族の皆様に感謝申し上げると共に、血管肉腫の治療開発に繋がる質の高い研究を遂行いたします。

研究の成果

準備中