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肺肉腫様癌に対する免疫療法開発の基盤研究

更新日 : 2022年5月31日(確認)

公開日:2022年1月28日

研究代表者

板橋耕太
  • 板橋 耕太(いたはし こうた)
  • 国立がん研究センター 先端医療開発センター(柏)免疫トランスレーショナルリサーチ分野

肺肉腫様癌に対する免疫療法開発の基盤研究

共同研究者


  • 藤原 豊(ふじわら ゆたか)
  • 愛知県がんセンター病院 呼吸器内科部長

研究概要

肺肉腫様がんは肺悪性腫瘍全体の0.1-1%を占める希少肺がんです。従来の殺細胞性抗がん剤の効果が限定的であることが知られており、新規治療の開発が求められています。2017年より、国立がん研究センターを含む全国34施設にて、肺肉腫様がんに罹患された患者さんを対象として、免疫療法のPD-1阻害薬の有効性を検証する、医師主導臨床試験 (NCCH1603/1703試験)を開始しました。高い治療効果が確認でき、今後はPD-1阻害薬を中心とした治療が、肺肉腫様がんの患者さんの治療の中心になると考えております。一方で、PD-1阻害薬投与にも関わらず、4-5割の患者さんでは、病勢の急速な進行が認められました。今回の研究では、臨床試験に参加頂いた患者さんの腫瘍を、免疫とゲノムの二つの側面から解析を行うことで、どのような方に免疫療法の効果が期待され、効果がなかった方には どのような治療を更に追加すればよいのか、という観点から、肺肉腫様がん治療の最適化と新規治療の開発を進めていきたいと考えております。

板橋耕太
研究代表者の板橋耕太

研究代表者から患者さんやご家族へのメッセージ

肺肉腫様がんは非常に稀なタイプの肺がんです。医師主導臨床試験の結果から、免疫療法のPD-1阻害薬が効きやすいことが分かってきました。本研究では、肺肉腫様がんの新たな治療標的を見つけ、新規治療の開発を進められるよう尽力して参りますので、引き続きお力添えの程よろしくお願い申し上げます。

研究の成果

準備中