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国立がん研究センター

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理事長 新年度のご挨拶

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令和4年度のスタートにあたり、一言ご挨拶させて頂きます。

新型コロナウイルス感染症は依然として終息する気配を見せておらず今年度も万全な感染対策を図りながら、安全で適正ながん医療の実践とがん対策全般の向上に務めたいと考えています。

がん患者及び国民が当センターに期待する高度専門的ながん医療の提供と研究開発法人としての研究成果の最大化を図りながら、希少がん・難治がん等のアンメットニーズの課題克服、がん予防およびがんとの共生のための公衆衛生研究の一層の充実、がんサバイバーシップ支援のための体制の強化など、患者・国民本位のがん医療の展開をスピード感をもって推進したいと思います。

これからがん医療均てん化の一層の充実を図るとともに、新たな医療技術の開発に資する基礎及び応用研究を効率的に展開するためには、診療情報に加えて、ゲノム情報を含む個々人の多様な情報の利活用の仕組みを造り上げることが、今後のがん医療の展開においては必須です。2019年6月より保険診療として開始された遺伝子パネル検査でのがん患者の適切な層別化が、治療の最適化と奏効率の改善、開発研究の加速化をもたらしています。

今年度からは、全ゲノム情報を取り入れた新たながん医療の実装に向けた活動が国家事業の一環として本格的に展開されようとしています。国立がん研究センターは、日本のがん医療の一層の充実とグローバルな視点でのがん医療の牽引車を目指して、全職員が一丸となって取り組んでいきたいと思います。

国立がん研究センター
理事長 中釜 斉