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提供する情報と各種利活用システムについて

C-CATが提供できる情報の特徴

患者さんの同意の上、保管しているデータを研究・開発に利用可能

C-CATでは、2019年6月より開始された保険診療によるがん遺伝子パネル検査の結果と対応する各患者さんの診療情報を個別同意のもと集約・保管しています。そして、利活用(第三者提供)に同意された患者さんについては、そのデータを学術研究や医薬品等の開発を目的とする学術研究機関・民間企業の研究・調査に利用していただくことができます[同意文書: 項目7] 。利用して得られた成果・知的財産権は利用者に帰属します。

登録症例数は13万件を超え、99.6%が利活用に同意

C-CAT登録症例数は、2025年3月に10万件を超え、2026年4月末時点で13万件以上が登録されています。そのうち、99.6%の患者さんがご自身の登録データの利活用(第三者提供)に同意されています。最新の登録状況について、C-CAT登録状況(外部サイト)を参照ください。

登録症例数は4万件を超え、99%以上が利活用に同意

医療施設で入力いただく患者さんの診療情報

患者基本情報 施設・病院ID、性別、年齢、がん種区分、登録IDなど
検体情報 がん遺伝子パネル検査種別、腫瘍細胞含有割合、採取部位など
患者背景 病理診断名、全身状態、家族歴、転移など
パネル検査前後の
治療情報
薬剤名、開始・終了日、最良総合効果、有害事象など
転帰 転帰、最終生存確認日、死亡日、死因
申請機関の倫理審査及び情報利活用審査会の審査
想定される利用機関
  1. がんゲノム医療

    がんゲノム医療
    中核拠点病院等

    *無償

  2. 製薬企業等の企業

    製薬企業等の企業

    *有償

  3. 大学等の研究機関

    大学等の研究機関

    *公的研究費研究は無償

利活用検索ポータル

『利活用検索ポータル』は、C-CAT集積データを利活用するためのポータルサイトです。

  • 利活用同意された全国すべてのC-CAT登録症例について、診療情報や遺伝子変異情報の組み合わせ検索ができ、結果を閲覧、ダウンロードできます。
  • 二次利活用に同意が得られている全ての症例の情報が検索可能で、すべての遺伝子変異の情報(生殖細胞系列変異を含む)や診療情報(ID類を除く)をご利用いただけます。
  • 情報利活用審査会で認められた場合は、施設・病院IDと登録IDの利用が可能となります。
    登録IDの閲覧・利用を許諾されるのは、当該登録IDが発番されたがんゲノム医療病院の自施設と共同研究施設、もしくは当該登録IDの患者が治療・患者申出療養等を受けた転院先のがんゲノム医療病院の方に限られています。
  • 検索条件の画面

    検索条件の画面

    検索結果のデータ・グラフ等

    検索結果のデータ・グラフ等

利活用検索ポータルをご利用いただくには、貴施設等での倫理審査委員会でのご承認を得たのちに、利用申請、情報利活用審査会での審査・承認、契約の手続きが必要です。詳しくは「申請から利用までの流れ」をご参照ください。

検索項目(組み合わせ可能)
  1. がんの種類
  2. 検査で報告された遺伝子変化
  3. 治療薬剤名
  4. 治療効果・有害事象

検索結果を学術研究、医薬品等の開発に利用

FELIS(Flexible Exploration for LIquid and Solid tumor clinical sequencing)解析ポータル

2026年4月27日より、利活用検索ポータルからFELIS (Flexible Exploration for LIquid and Solid tumor clinical sequencing)解析ポータルが利用可能となりました。FELIS解析ポータルは、C-CATデータの概観を直感的に把握し、データ利活用を促進するためのポータル基盤です。FELIS解析ポータルには予め固形がん全症例のC-CATデータ(2026年4月時点で約12万件)が取り込まれており、複雑な事前データ準備は不要です。FELIS解析ポータルでは、様々な症例・レポート情報を柔軟にフィルタリングし、生存期間解析を含む10種類以上の統計解析が直感的な操作で実行可能です。解析結果はグラフィカルな図表として出力され、データの概観を把握するのに役立ちます。

  • FELIS検索ポータルの利用申請は不要です。利活用検索ポータルの利用者は、どなたでもポータルの検索画面よりFELIS解析ポータルにアクセス可能です。
    注:初期運用段階では、同時接続可能な利用者数に制限があります。接続がうまくいかない場合には、時間を置いてから再度接続を試みてください。
  • FELIS解析ポータルの利用料は、利活用検索ポータルの利用料に含まれているため、追加費用はかかりません。
FELIS解析ポータル

C-CAT利活用クラウド/C-CAT CALICO(CALculation & Investigation ClOud)

C-CAT利活用クラウド(C-CAT CALICO)は、がん遺伝子パネル検査のゲノム元情報(FASTQ, CRAM)に基づいて、多種多様な解析を行うための仮想デスクトップ環境を、がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院あるいは大学などのアカデミアや製薬会社などの企業に提供するサービスです。
仮想デスクトップ環境内にゲノム元情報や変異情報をダウンロードし、C-CATが準備した解析ツールを使って解析を行うことができます。
利用者自身が準備したテキストデータや解析ツールを持ち込んで解析する仕組みも用意されています。

C-CAT利活用クラウド/C-CAT CALICO

C-CAT CALICOの利用申請について

  • 利用申請の受付対象:
    2025年度から、利活用検索ポータルの既存利用者に限らず、新規申請者(企業含む)についても、C-CAT CALICOの利用申請を受け付けています。
  • 利用申請方法:
    C-CATデータ利活用(新規・変更・延長)申請書」に、倫理審査委員会へ提出の「研究計画書」および「倫理審査結果 の写し」、もしくは「調査概要書」を添付して、C-CAT情報利活用戦略室<c-cat_use●ml.res.ncc.go.jp(●を@に変更してください)>までご提出ください。
    C-CAT利活用クラウド(C-CAT CALICO)の利用を希望する場合は、研究計画書にもゲノム元データを利用する旨を記載してください。
    注: 一定枠のクラウド環境にてサービスを提供することから、利用者は1課題あたり原則3名程度とさせて頂きます。それ以上の利用者をご希望の場合、 C-CAT情報利活用戦略室までご相談ください。

C-CAT CALICOの利用料について(年間)

C-CATデータ二次利活用ポリシー」の別紙2に記載のとおりです。国内アカデミアの利用料については、同ポリシーの別紙3をご覧ください。

データ利用料年額*¹ 915万2千円(消費税込)
クラウド環境利用料 実費*²
会員の権利 C-CAT全症例のゲノム元データと臨床情報の解析及び解析結果のダウンロード権付与
  1. C-CAT CALICOはC-CAT利活用検索ポータルのオプショナルサービスのため、別途C-CAT利活用検索ポータル利用料(会員費用)の払い込みが必要となります。
  2. 最小スペック(基本設定)のクラウド環境利用料は無償とします。それ以上の利用につきましては、実費相当額が課金されます。
    ⇒ 必要に応じてスペックのアップグレードを申請していただくことで、最小スペック以上の利用が可能です。
    アップグレードの仕様、かかる実費相当額などの詳細につきましては、個別に対応させていただきます。
    クラウド環境のアップグレードをご希望の場合、C-CAT情報利活用戦略室までご連絡ください。