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バイオマーカー探索トランスレーショナルリサーチ分野(柏)トランスレーショナルリサーチグループ

個別化医療とは、がん患者やがん組織の分子特徴(バイオマーカー)のもとに、適切な治療を適切な患者に提供するもので、新規に承認される薬剤の多くは分子標的剤となっています。バイオマーカー探索TR分野は、個別化医療(最適化医療)の実現に向けて、がん患者予後およびがん生物像を予測可能にするバイオマーカー探索と、臨床試験におけるバイオマーカー探索、さらにコンパニオン診断(CDX)を企業とともにISO15189取得病理研究ラボにおいて行っています。実臨床にいたる前の薬剤開発研究においても、臨床開発研究を進めるに当たり、適切な対象患者を選択するバイオマーカーを作り出すことは極めて重要です。当研究分野では、実際のヒトがん患者から得られるがん病理組織検体、血液および付随する患者情報と、遺伝子解析、メタボローム解析など各種オミックス情報とを組み合わせ、実際の検体を用いて、臨床開発に適するバイオマーカーの開発をこれまでも多くの外部研究機関や創薬企業とともに患者検体を用いた新しいPDX(Patient derived xenograft)技術開発、診断法開発など新しいがん医療の創生を目指しています。

特に当研究室の主たる研究は、がん細胞が作り出す分子マーカーの検索だけでなく、がん細胞と間質細胞が作り出す特徴的ながん微小環境に関わる新規分子マーカーの探索、がん患者の痛みや悪液質に関わる分子機構の解明に基づいた新規バイオマーカーの探索により、適正治療を目指した医療開発を進めることです。

研究概略図