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先端医療開発センター

共同研究のお問い合わせ

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For inquiries about collaborative research, please use the inquiry form below.

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グループ紹介

臨床研究グループ

新薬臨床開発分野

新薬臨床開発分野は、早期開発治験等を通して医薬品開発を計画立案することを主たる目的とし、(1)未承認アカデミアシーズに対して早期から臨床開発を念頭に介入することで医師主導治験等への導出までのプロセスを効率的に行う、(2)トランスレーショナルリサーチをもとに企業シーズを用いて新しいPOC、MOA試験を行うことを目的としています。豊富な治験実施経験をもつ分野長・医長を中心に、それぞれ異なるがん種を専門とする若手医師による診療科横断型のチームで日本の未来の医薬品開発を行います。

TR(トランスレーショナルリサーチ)グループ

バイオマーカー探索TR分野

NCCが世界トップ10の開発力を持つことを目標に据え、アジアに多いがん種(胃がん、食道扁平上皮がん、膵がん、胆管がん、子宮頸部がんなど)の革新的診断薬・治療薬の開発に貢献する。そのため、ハイボリュームセンターであるNCCの特徴を生かした臨床検体、独自の細胞株・PDX株、オミックスデータベースを利用した本邦の基盤研究および効率的な産学連携・多施設連携システムの構築を先導する。

ゲノムTR分野

本分野は、“橋渡し研究"(トランスレーショナルリサーチ)として、遺伝子情報(ゲノム)を読み解いてがんの治療に役立てていこうとするグループです。両キャンパスのグループが臨床チームと協力しながら、がん撲滅のために力を合わせて努力しています。

病理・臨床検査TR分野

 

臨床薬理TR分野

早期臨床開発における臨床薬理試験は、適切な手順でバリデーションされた生体試料中の薬物濃度の分析手法の構築が重要である。さらに、投与された薬剤が適切に標的組織に到達しているか評価するために、ミクロレベルの生体分布情報を可視化する技術を開発し、早期・臨床開発試験における投与量の最適化、Proof of concept評価への臨床応用を目指している。

免疫TR分野

免疫トランスレーショナルリサーチ分野は、基礎免疫学に加え、ゲノム科学、代謝学および各種のオミクス解析を統合することで、がん微小環境での抗腫瘍免疫応答の本態を解明し、新たな免疫療法の開発を進めています。特に、がん微小環境に多数存在する制御性T細胞などの免疫抑制ネットワーク機構を、動物モデルや臨床検体を用いた研究で解明し、がん免疫監視から免疫寛容を制御している分子基盤を明らかにする事を目指しています。

トランスレーショナルインフォマティクス分野

がんの治療開発を進めるためには、患者検体や動物・細胞モデル試料を用いたゲノム、トランスクリプトームなどの多層オミクス解析のデータ、臨床試験などで得られる質の担保された臨床情報に加え、それらのデータを統合解析する情報技術も欠かせません。トランスレーショナルインフォマティクス分野は、臨床多層オミクスデータを最大限活用し、がん克服に向けた新たな発見を目指しています。

医薬品開発グループ

免疫療法開発分野

免疫療法開発分野は、がんペプチドワクチン療法の開発を通して、基礎研究からトランスレーショナルリサーチまでを実践し、多くの研究成果を報告してきました。 現在はこれまでの知見と最新のテクノロジーを融合させ、がんワクチンによる治療法・予防法の開発、iPS細胞の活用も含めた免疫細胞療法の開発、そして、これらの個別化治療への展開、その一方で、再発や発症リスクの診断法の開発にも取り組んでいます。

支持療法開発分野

当分野は、研究所がん患者病態生理研究分野などで生まれたがん患者の生活の質の向上に貢献する新規鎮痛薬、がん悪液質症状改善薬など、アンメットメディカルニーズ開発を行い、企業導出および上市を目的とした研究を進めています。これらの研究成果を中央病院支持療法開発センターおよびJ-SUPPORTで行われている支持・緩和ケアに特化した第I、第III相試験につなげるなど、支持療法ならびに緩和ケアに資する新薬開発の拠点形成を目指しています。

精神腫瘍学開発分野

精神腫瘍学開発分野は、わが国で唯一のがん医療におけるメンタルサポートに特化した研究部門として、患者さんやご家族、医療スタッフに最適な精神心理的支援方法を開発することを目指しています。特に超高齢社会に向けて、せん妄のマネジメント(デルタプログラム)、高齢者のがん治療における意思決定支援に関する取り組みに力を入れています。

臨床腫瘍病理分野

当分野では、「次世代のprecision medicineの理論基盤の作成」という理念のもと、「疾患の理解に基づく病理診断法・治療法の開発」を目標に掲げています。豊富な病理組織検体(Tissue Microarray; TMAに関しては7000件以上)と詳細な臨床情報を用いて、がんの悪性像、治療感受性にかかわる新たな分子機構の解明を行っています。

新薬開発分野

IgGなど高分子蛋白の選択的腫瘍集積理論Enhanced Permeability and Retention (EPR)効果を元に新規抗体を樹立。がん間質の不溶性Fibrinのみと結合する(FibrinogenやFDPとは結合しない)抗体樹立。そのADCやRITによるCancer stromal targeting (CAST)療法を開発。新規がん特異分子TMEM180の発見、抗体樹立、ヒト化、セルバンク樹立(2g/L産生)。2020年FIH開始。

医療機器開発グループ

内視鏡機器開発分野

内視鏡機器開発分野は、がん病変の更なる早期発見、早期治療を目標に、企業・工学系の大学などと異分野連携体制で共同研究のもと新たな内視鏡、診断のイメージング、診断機器、治療機器等の開発を目指している。また、病院と密に連携し First in human の臨床試験を通して、スムーズな製品化を目指している。

手術機器開発分野

当分野は、高度な臨床技術をもつ外科医と基礎技術をもつアカデミアとの連携により、真に臨床で必要とされる医療機器を開発し、速やかに現場に届け、安全かつ有効な臨床応用を目指します。また、次世代外科・内視鏡治療開発センター(NEXT)との連携により、外科的医療機器開発の拠点として革新的医療機器開発に関する外科治験および早期臨床試験の支援体制を整備し、革新的医療機器開発のロードマップを策定することを目指します。

BNCT医療開発分野

当分野においてはリチウムターゲットを用いた加速器によるBNCTのシステムの確立、およびその物理特性と生物特性の特徴を明らかにしBNCTを臨床腫瘍学のなかに位置付けることを目標理念としている。

粒子線医学開発分野

Bragg Peakという線量集中性に優れた粒子線(陽子線)の医学物理学的特徴を最大限に活用した良質で安全な医療を提供するとともに、粒子線(陽子線)の特性を生かした新しい治療技術や治療法の研究開発を、医学物理学的立場および放射線生物学的な観点の両者から行っています。また、陽子線治療の臨床的有効性を検証するためのデータ収集や多施設臨床試験も、国内外の他の施設とも連携して推進しています。

機能診断開発分野

本分野は、画像診断という技術を用いて、体の外から直接、観察することが難しい体内に潜むがんの情報、特にがんの性格を知るための情報を画像の形で収集して、最も適当な治療法の選択に役立てる方法を開発することを中心的なテーマにしています。核医学検査、MRI検査、光イメージング検査といった検査を中心に、実験的な検討や臨床的な観点からのアプローチで、がんの微小環境の観察、がん治療に対する感受性の評価を行うための技術の開発を目指しています。

実験動物支援

支援室

個々のがん患者に対する最適化医療を実現するため、新しい抗がん剤の臨床での使用に先立ち、細胞レベルの研究で得られた結果を動物モデル用いる個体レベルの研究で確認・検証し、更に、血液などから抗がん剤の効果を予測するマーカーを見つけるためのトランスレーショナルリサーチを推進します。最適な動物モデルとして患者由来異種移植(PDX)モデルが知られていますが、三次元培養系であるオルガノイドを介するPDXなど、新しい技術開発にも取組んでいます。

管理室

実験動物管理室は、国立がん研究センター柏キャンパスの動物実験で使用される実験動物の管理を行っています。柏キャンパスの特徴である、腫瘍間質、DDS、腫瘍免疫、イメージング、手術・内視鏡機器開発のために重度免疫不全マウスや遺伝子組換えマウス、ヒト化マウス、中型動物などが飼育され、腫瘍モデルは自然発がんモデルやCDXモデルだけでなくPDXモデルなどの需要が増えています。すべての動物実験は3Rに則して実施されています。