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がん対策研究所 築地オープンキャンパス~研究・事業説明会~がん対策研究所オープンキャンパス 2025開催レポート
2025年6月15日(日曜日)に国立がん研究センターがん対策研究所「2025年度国立がん研究センターがん対策研究所 築地オープンキャンパス~研究・事業説明会~」が開催しました。
今年度は、若手研究者、大学院生だけでなく、企業や行政機関で働く方など、がん政策や国の事業に関心のある方に、国立がん研究センターがん対策研究所について知っていただくことに重点をおきました。
当日は、20名以上の方々をお迎えし、藤澤がん医療支援部長の進行で開会しました。松岡豊所長の挨拶では、「がん対策研究所は、がんの予防、検診から医療、そして共生まで、さまざまな場面における縁の下の力持ちとして、国のがん対策を支えている。参加者の皆様には、我々の活動を知っていただき、活動の輪に関与していただき、そしてその輪を広げていく仲間や応援団になっていただきたい。」と述べられました。
続いて、井上真奈美副所長より、「社会と協働して、エビデンスを創り、がん対策につなげ、すべての人に届ける」を使命とするがん対策研究所の概要について、また松田智大がん登録センター長より、「日本のがんに関するデータの基盤を作り、国の施策や企業への情報の源となる」がん登録を例に、事業部門の魅力についてお話しいただきました。
次に、岩崎基疫学研究部長より、がん対策研究所における連携大学院の制度について説明がありました。
最後に、現在がん対策研究所で活躍している若手研究者より、体験談をお話しいただきました。
続いて第2部では、今年度初の試みとして、がん対策研究所の見学ツアーを実施しました。
参加者とがん対策研究所職員が交流しながら、研究部門と事業部門それぞれの職場を見学しました。
研究棟研究部の見学
診療棟研究部の見学
その後、参加者が各ブースに分かれて、研究・事業の内容を聞いたり、自身の進路の相談をしたりなど、自由に懇談する時間を持ちました。
がん情報提供部のブース
データサイエンス研究部のブース
合同ブース
多くの方にご参加いただき、活気あふれるイベントとなりました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。