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国立がん研究センター

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がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展2014

このイベントの開催報告書をご覧いただけます。
がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展2014開催報告書、関連ファイルをご覧ください。

がん患者さんやそのご家族・ご友人、がん医療に携わる医療者など、多くの皆さまに向けて、「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展2014」を開催します。がん患者さんが感じている生活の不便さを解消し、また軽減するような工夫や身近な製品、セミナーなどを行いますので、ぜひご参加ください。

「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展2014」概要

近年、がんは通院で化学療法(抗がん剤)や放射線治療が行えるようになってきたため、患者さんは仕事や家庭などの日常生活を維持することができるようになりました。国立がん研究センター中央病院の通院治療センターでも、1日100名以上の患者さんが外来で抗がん剤治療を受けています。通院治療は、普段の生活を続けられるメリットはあるものの、患者さん自身やその家族が抗がん剤の副作用などについて管理する必要があります。苦痛を和らげるなどのサポートが必要となり、がんになっても安心して暮らせる社会の構築は、国のがん対策推進基本計画の重点目標にも掲げられています。

そこで、中央病院の看護部が患者さんの協力を得て行った「不便さ調査」の結果をもとに、少しでも快適に過ごせるように工夫できること、便利な製品、ケアの仕方などを紹介する「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展」を企画しました。2012年の「国立がん研究センター50周年記念事業」の一環として開催した記念イベント「がんの今と、これから」で第1回目を、昨年2013年6月には「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展2013」として単独で行いました。

今回の「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展2014」は、昨年より内容を充実させ2日間にわたり開催します。多くの方に、患者さんの声を参考にできた様々なアイデアと便利な製品にふれていただきたいと思います。また、セミナーなども企画していますので、暮らしに取り入れられる情報がたくさんつまったこのイベントにぜひお越しください。

開催の日時と場所

アイデア展ちらし

関連ファイルをご覧ください。

  • 日時:2014年6月28日(土曜日)・29日(日曜日)10時30分から16時30分
  • 場所:国立がん研究センター中央病院ロビー(東京都中央区築地5-1-1)

交通案内

注:できるだけお車でのご来場はご遠慮いただき公共の交通機関をご利用ください

内容

  • 暮らしが広がる展示コーナー
  • 暮らしに役立つセミナー
  • がんと暮らしの相談コーナー
  • がんの情報コーナー
  • パネルディスカッション
  • トークショー(ファッションデザイナー コシノジュンコさん)
  • コンサート(職員・スター混声合唱団)

主催・共済

主催:独立行政法人国立がん研究センター 共催:NPO法人キャンサーリボンズ

協賛・寄付

協賛

味の素株式会社 アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社 イーエヌ大塚製薬株式会社 花王株式会社 サンスター株式会社 株式会社ジャンパール 株式会社スヴェンソン テルモ株式会社 ロート製薬

寄付

株式会社イノメディックス 片岡物産株式会社 QOL総合研究所株式会社

暮らしが広がる展示コーナー

がん患者さんが感じている生活の不便さを解消・軽減するような工夫や身近な製品、対処法などを紹介するコーナーです。生活のシーン(食べる、装う、身体を動かす、働く、やすらぐ、排泄)や、リンパ浮腫ケアなどのテーマごとに、不便さの解消・軽減に役立つ製品展示や体験、実演などにより、利用方法や生活上の工夫を紹介します。

食べる

  • 食欲がない、味覚が変わったなどのときのお助けメニュー紹介
  • 食べにくいときや、飲み込みが難しいときの食品の紹介
  • 試食コーナー
  • 口腔ケア、口内乾燥対策グッズの紹介

装う

  • 頭皮ケアのポイント紹介
  • ウィッグや帽子のお試しや使い方
  • スキンケア・メイク用品、ネイルケアの紹介
  • 乳がん手術後の補正下着類の紹介

身体を動かす

  • 正しい歩き方、正しい靴の選び方
  • 足サイズの計測体験
  • 簡単お掃除製品や身体の動きを助ける製品紹介
  • 入浴時の補助用品の紹介

働く

  • 治療と仕事を両立させるための生活情報

やすらぐ

  • 手浴&ハンドマッサージ体験
  • 休息を助ける工夫
  • リラクセーションを助ける製品紹介

排泄

  • 排泄ケア
  • おむつ・パッドの上手な使い方
  • 皮膚トラブルなどのお悩み解決法

リンパ浮腫

  • セルフマッサージ、弾性ストッキングなど

注:事情により内容が変更になる場合があります

暮らしに役立つセミナー

国立がん研究センターのスタッフや協賛企業による、暮らしに役立つセミナーを開催します。患者さんがすぐに生活に取り入れて、生活の不便さを改善していただけるよう、わかりやすくアドバイスします。

2014年6月28日(土曜日)のスケジュール

  • 11時20分から11時50分 頭皮ケア 株式会社スヴェンソン
  • 12時10分から12時40分 放射線治療教室 中央病院看護師
  • 13時から13時30分 スキンケア 花王株式会社
  • 13時50分から14時30分 抗がん剤治療教室 中央病院看護師
  • 14時50分から15時20分 食事・味付けの工夫 味の素株式会社
  • 11時15分から12時15分 リンパ浮腫ケア教室 中央病院看護師
  • 14時30分から15時30分 リンパ浮腫ケア教室 中央病院看護師
  • 12時から13時30分 コスメティックインフォメーション アピアランス支援センター

注:事情により内容が変更になる場合があります

2014年6月29日(日曜日)のスケジュール

  • 11時から11時30分 がんとお金 中央病院ソーシャルワーカー
  • 11時50分から12時30分 抗がん剤治療教室 中央病院看護師
  • 12時50分から13時20分 口腔ケア 中央病院看護師
  • 11時45分から12時45分 リンパ浮腫ケア教室 中央病院看護師
  • 14時から15時 リンパ浮腫ケア教室 中央病院看護師
  • 12時30分から13時30分 コスメティックインフォメーション アピアランス支援センター

注:事情により内容が変更になる場合があります

がんと暮らしの相談コーナー

専門看護師や認定看護師、がん専門相談員などが、毎日の生活の中で困っていることや気になっていることについて、個別にご相談をお受けします。

個別相談:11時30分から15時30分(予約不要ですが混み具合によりお待ちいただく場合があります)

がんの情報コーナー

がん患者さんが感じている生活の不便さを解消・軽減するための工夫をまとめた国立がん研究センターオリジナル生活の工夫カード(全29種類)を配布します。また、がん情報サービス(がん情報サービスへリンクします)患者必携(がん情報サービスへリンクします)がんの冊子(がん情報サービスへリンクします)相談支援センターの紹介、がんの治療や療養のときに役立つパンフレットやチラシもありますので、自由にお取りください。

  • がん情報サービスの展示の画像
    がん情報サービスの展示
  • 生活の工夫カードの画像
    生活の工夫カード

パネルディスカッション

「がんと働く」をテーマに、がん体験者や医師、看護師、ソーシャルワーカー、そして産業医が、それぞれの立場の視点で、働きながら治療を続けるために必要なこと、工夫できることなどについて意見を交わします。

  • 開催日時:2014年6月29日(日曜日)13時30分から14時40分
  • コーディネーター:
    国立がん研究センター がんサバイバーシップ支援研究部長 高橋 都
    NPO法人キャンサーリボンズ 副理事長 岡山 慶子
    注:事情により内容が変更になる場合があります

その他

オープニングセレモニー

ごあいさつ(国立がん研究センター理事長 堀田知光)
コンサート(職員)
開催日時:2014年6月28日(土曜日)10時30分から11時

トークショー(ファッションデザイナー コシノジュンコさん)

開催日時:2014年6月28日(土曜日)15時40分から16時20分(着席先着70名/15時より整理券配布)

フィナーレコンサート(山田邦子さん率いるスター混声合唱団)

開催日時:2014年6月29日(日曜日)15時45分から16時15分(着席先着70名/15時より整理券配布)

  • トークショー(2013年開催時の様子)の画像
    トークショー
    (2013年開催時の様子)
  • スター混声合唱団(2012年開催時の様子)の画像
    スター混声合唱団
    (2012年開催時の様子)

お問い合わせ

「がん患者さんの暮らしが広がるアイデア展」事務局(NPO法人キャンサーリボンズ内)
Eメール:ribbonz●ellesnet.co.jp(●を@に置き換えください)
電話番号:03-3546-6101(平日10時から17時)

関連ファイル

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