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塩谷 文章

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氏名塩谷 文章(しおたに ぶんしょう)
所属・職務ゲノムストレス応答学ユニット 独立ユニット長
内線番号3681
Eメールbshiotan●ncc.go.jp
専門DNA損傷応答・ゲノム不安定性・細胞周期チェックポイント(ATR/ATM)
ヒトのDNA複製は約30億塩基対ものDNAを正確に短時間で合成する必要がありますが、外的(放射線・UV)や内的(がん遺伝子活性化)DNA複製ストレスによって生ずるDNA複製エラーは時間とともに増幅・蓄積しゲノム不安定性の要因となります。ゲノム不安定性を抑制し細胞のがん化を防ぐバリアとして必須であるDNA損傷応答機構は、一方でがん化学療法に汎用されるDNA損傷性抗がん剤(プラチナ製剤等)に対して抵抗性を示す要因となります。我々のグループでは、がんの発生過程及びがん細胞の性質に深く関与するDNA損傷応答機構に着目し、がんの本態解明およびそれに基づく新たな治療戦略の開発を目指した研究に取り組んでいます。当グループの研究に興味を持ち熱い気持ちを持って取り組める大学生・大学院生を募集しています。お気軽にお問い合わせください。