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病理診断コンサルテーションの推進

目的

がんの病理診断に関して、がん診療連携拠点病院等に所属する病理医相互や外部専門家の協力によって、各拠点病院における診断の精度を高めるとともに、診療に役立つより多くの情報・解析結果を提供し、病理診断を通じて適正ながん医療の均てん化に貢献することを目的とします。併せて、集積が期待される教育的症例の有効な二次利用を勧め、間接的にわが国の病理診断精度の向上に役立てることを目的とします。

概要

  • 厚生労働省が指定するがん診療連携拠点病院等をはじめとするがん診療に携わる病理医を支援します。
  • 依頼内容に基づいて病理診断コンサルタントを選定し、参考となる診断意見を提供します。ただし病理診断の最終責任は依頼者にあります。
  • コンサルタントは、主として厚生労働省が指定したがん診療連携拠点病院等および国立がん研究センター中央病院・東病院に勤務する病理医に委嘱する他、外部専門家の協力も仰いで(外部コンサルタント)、専門分野別にコンサルタント・ボードを組織します。
  • 依頼者からコンサルテーションにかかる手数料はいただきません。
  • コンサルタントからの診断意見報告までは、依頼内容にもよりますが、受付後およそ2週間から3週間でお返しします。ただし、先行して第一報をお届けできる場合があります。
  • 従来のガラス標本による病理診断意見報告書作成に加え、バーチャルスライドによる病理診断意見報告書作成業務が開始となりました(平成20年4月開始)。
  • 病理診断依頼・報告などはオンラインで行えます(平成19年7月開始)。

依頼方法について

がん情報サービス 医療関係者向け情報 病理診断コンサルテーションをご覧ください。 

がん対策研究所 がん医療支援部

病理診断支援推進室
電話番号:03-3542-2511(内線:1702)
ファクス:03-3547-5012
Eメール:pathconsult●ml.res.ncc.go.jp