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頭頸部領域がんの遺伝子変異機序の解析

初期および再発した頭頸部扁平上皮癌126対の腫瘍例のTP53シークエンスを行った。再発症例の約3分の1は、初期腫瘍と異なるTP53ステータスを示した。再発後の生存率は、再発した腫瘍のTP53の状態と関連し、予後予測に有用であることを報告した(図4)。
また、上咽頭がんに対する病理学的特徴の放射線照射予後への影響を検討した。角化性SCCの予後は、非角化性SCCよりも悪く生物学的な違いが示唆された。またEpCAMの過剰発現は非角化性SCCの予後悪化要因であることを報告した。

頭頚部扁平上皮癌にTP53遺伝子変異の機能とがんの進展・治療との関連
図 4 頭頚部扁平上皮癌にTP53遺伝子変異の機能とがんの進展・治療との関連