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腫瘍の臓器横断的分子生物学的解析・希少がんの解析

新規融合遺伝子の機能解析として、標的遺伝子のDNAを切断するCRISPR-Cas9を応用して融合遺伝子を作る実験系を確立した。この手法で、マルチキナーゼ阻害剤sunitinibの第II相試験で奏効した患者から見つかったTMEM87A-RASGRF1(図5)が、MAPK経路を活性化してoncogenicとなることを示した。このほか、がん遺伝子パネル検査における腫瘍細胞含有率の評価が過大評価されやすいものの、トレーニングによってその評価が均一化することを報告した(図6)。新規融合遺伝子の機能解析として、標的遺伝子のDNAを切断するCRISPR-Cas9を応用して融合遺伝子を作る実験系を確立した。この手法で、マルチキナーゼ阻害剤sunitinibの第II相試験で奏効した患者から見つかったTMEM87A-RASGRF1(図5)が、MAPK経路を活性化してoncogenicとなることを示した。このほか、がん遺伝子パネル検査における腫瘍細胞含有率の評価が過大評価されやすいものの、トレーニングによってその評価が均一化することを報告した(図6)。

新規融合遺伝子TMEM87A-RASGRF1の構造
図 5 新規融合遺伝子TMEM87A-RASGRF1の構造

がん遺伝子パネル検査における腫瘍細胞含有率評価のトレーニングによる改善効果
図 6 がん遺伝子パネル検査における腫瘍細胞含有率評価のトレーニングによる改善効果