トップページ > 一般市民のがんに対する偏見軽減に向けたウェブ体験学習プログラム「友人サポーター」の実用性および効果検証

一般市民のがんに対する偏見軽減に向けたウェブ体験学習プログラム「友人サポーター」の実用性および効果検証

本研究について

がん患者さんが、退院後の社会生活を円滑に送るためには、周囲の人々から、必要な時に必要な支援を受けることが望ましいと考えられています。しかし、私たちの調査からは、友人に病気について伝えても、患者さん自身が望むような反応やサポートが得られないことが多く、孤独感や疎外感といった生きづらさを感じることが示されています。がんサバイバーシップの充実のためには、病気について伝えた後でも、相互理解と信頼関係に基づいた友人との交流が必要となるでしょう。

本プロジェクトでは、先行研究結果(公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財 「在宅医療研究への助成」;日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 16H05218分担研究)に基づき、一般市民を対象に開発した5週間のウェブ体験学習プログラム「友人サポーター」の実用性を検証し、プログラムの修正を行い、効果検証を実施します(三菱財団 第51回社会福祉事業・研究事業)。