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研究プロジェクト

  1. 患者由来オルガノイド系を用いる分子標的薬のPOC/PDマーカー取得
    製薬企業の薬剤ライブラリーから選抜、最適化された候補化合物について、実臨床に近いex vivoモデルを用いた解析を提案します。具体的には、患者由来オルガノイド系を用いてオミックス解析を行うことによりPOC/PDマーカー取得を目指します。

    オルガノイド系
  2. 大腸がん由来オルガノイドとがん関連線維芽細胞(CAF)の共培養系
    オルガノイド系においてはがん組織内に存在する間質組織を欠くため、元々がん細胞から発現していた遺伝子の発現が低下する現象がみられます。大腸がん由来オルガノイドにおいては、CAFと共培養することでそれら遺伝子が再発現することを見出しました(投稿準備中)。
  3. マウス正常組織由来オルガノイドを用いるex vivo化学発がんモデル
    マウスの肺など正常臓器・組織からオルガノイドを調製し、培地中に化学発がん物質を加えて培養し、更にマウス皮下に接種すると、がんに類似した組織が誘導されることを見出しました。このような発がんモデルを用いて、環境要因による発がん機構を明らかにすることを目指しています。

    化学発がんモデル
  4. がん発生原因の解明に寄与する遺伝子変異シグネチャーの探索
    がんの発生には、喫煙やアスベストなどの環境要因が関与することから、がんを予防するためにはその実態解明が不可欠です。近年、次世代シークエンサーによりがんのゲノム解析を行い、変異シグネチャーの特性からがんの発生原因を推定する手法が開発されました。我々は細菌や動物モデルを用いて化学物質とがん発生との関連性を探索しています。
    遺伝子変異シグネチャー