胃がん K1511
Gastric
治験情報
対象となるがん
胃がん、食道胃接合部がん
使用される新薬(治験薬)
ゾルベツキシマブ(注射剤:抗CLDN18.2抗体)
実施方法(治験のデザイン)
第IV相試験(国際共同試験)- A群:ゾルベツキシマブ+ペムブロリズマブ+mFOLFOX6又はCAPOX
- B群:プラセボ+ペムブロリズマブ+mFOLFOX6又はCAPOX
注:プラセボとは、形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が0又は1である方
- 組織学的に局所進行性切除不能又は転移性の胃腺がん又は食道胃接合部腺がんであることが確認されている方
- 局所進行性又は転移性疾患に対する前治療歴がなく、mFOLFOX6又はCAPOX及びペムブロリズマブ併用投与を行う予定の方
- HER2陰性、CLDN18.2発現陽性、PD-L1発現陽性が確認された方
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
設樂 紘平