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研究の奥の細道2020年

11月18から21日(東京)

Connective Tissue Oncology Societyの年会で「Patient-derived sarcoma models towards novel biology and treatment」と題するポスター発表をしました。

10月15日(東京)

セレックWEBセミナーで「患者由来「希少がん」モデルの樹立と応用:希少がんの基礎研究と治療法開発に向けて」と題する講演をしました。ウェブ講演では緊張感を保つことができないのでは、と危惧していましたが、意外にもリラックスして話すことができました。

10月1日(広島)

第79回日本癌学会学術総会に参加しました。1日目はランチョンセミナーで「希少がんの患者由来がんモデルを用いた研究の現状と展望」と題する講演をし、午後はシンポジウム「希少がんの診療・研究の現状と展望」で座長を務めました。シンポジウムは九州大学の小田義直先生との共同座長で、国内で肉腫の診療や研究で活躍されている6名の先生方にご講演をお願いしました。パネルディスカッションでは活発な議論が展開され、よいシンポジウムだったと思います。2日目はランチョンセミナーにて福島県立医科大学の高木基樹先生のご講演「患者由来がんオルガノイド(F-PDO)を用いた抗がん剤評価システム」の座長を務めさせていただきました。網羅的解析データの附随したオルガノイドを多くのがん種について樹立されており、これからの応用が期待されます。

ところで、同じ演題で同じ内容を繰り返し発表しているのか?と思われるかもしれませんが、学会・研究会によってずいぶん内容を変えています。新しいデータ、共同研究、アイデアがコンスタントに発生し、講演することで自分の考えを整理したり、いかにわかりやすくアイデアを説明するかを考えたりするために役立っています。講演は一期一会だとこころえて、皆様に楽しんでいただけるような講演を毎回目指しています。

9月30日(広島)

第40回日本分子腫瘍マーカー研究会に参加し、「患者由来「希少がん」モデルを用いた研究」と題する講演をしました。本会はバイオマーカーの研究に特化した本邦ではおそらく唯一の学術団体で、発表のレベルが高く、毎年楽しみにしています。オンサイトとオンラインとのハイブリッド型の開催でしたが、たいへん円滑に運用され、主催者の方々のお気遣いがうかがわれました。

8月21から22日(高知)

第39回日本ヒト細胞学会学術集会に参加し、「希少がん研究の推進に向けた患者由来「希少がん」モデルの網羅系な樹立」と題する講演をしました。本学会が発刊するHuman Cell誌には論文をよく掲載させていただいており、これからも本学会には積極的に参加しようと思います。

2月21から22日(大阪)

第3回日本サルコーマ治療研究学会学術集会(外部リンク)に参加しました。本学術集会は、希少がんの診療や研究に携わる臨床医、病理医、研究者、企業の方々、そして患者さんが集う学際的な場です。希少がん診療の課題、各地の医療施設の取り組み、最新の治療法の開発状況など、盛りだくさんの講演内容でした。活発な討議が展開され、関係者の熱い思いを感じる二日間でした。来年は京都大学で開催されます。