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研究の奥の細道

2月9-10日 第7回日本サルコーマ治療研究学会(名古屋)

第7回日本サルコーマ治療研究学会学術集会(JSTAR2024、名古屋国際会議場)に参加しました。二日目午前のセッションでは近藤ラボより岩田秀平先生が「軟部肉腫のプロテオーム解析のランドスケープ」、野口玲先生が「骨巨細胞腫の治療開発のための薬剤同定:患者由来肉腫モデルとマルチオミクス解析を用いて」と題して講演をし、私が同セッションの座長を務めました。岩田先生はこのたびの発表で、「優秀演題賞」を受賞されました。名古屋はおいしいものがたくさんあり(味噌おでん、味噌かつ、台湾そば、手羽先、モーニングなど)、知的好奇心だけでなく胃袋も十分に満たされた有意義な出張でした。

2月3日 (東京)

東京バイオテクノロジー専門学校の「学外卒業研究発表会」に出席しました。発表会では大野裕翔君がポスター発表をしました。10年以上前から近藤ラボには同専門学校から毎年実習生が来ており、8名の実習生が実験技術を習得し就職されています。大野君は「統一されたタンパク質抽出法と全自動二次元電気泳動装置を用いたマウス臓器の再現性良いプロテオームの解析:プロトコールの標準化に向けて」と題する演題での発表でした。たくさんの質問にてきぱきと答えており、成長したものだと感慨深いものがありました。
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集合写真。左から、小野拓也君、大野裕翔君、私

1月11日 Cell Line in The 21st Century(ローザンヌ、スイス)

Lausanne Universityにて開催された「Cell Line in The 21st Century」にて「Patient-derived sarcoma cell lines for pharmaco-proteogenomics」と題して講演しました。本シンポジウムは、世界最大の細胞株データベース「Cellosaurus」を構築するAmos Bairoch教授(Swiss Institute Bioinformatics)が企画されたものです。AmosさんはSwiss-Protを開発した研究者としてプロテオミクスの分野ではもっとも著名な研究者の一人です。Amosさんも私もプロテオミクスから細胞株に興味をもつようになり、興味の方向性は違うものの大胆に分野を横断して活躍するところは共通していると思いました。
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スピーカーの集合写真

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