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研究の奥の細道

8月6-8日 日本プロテオーム学会2025年大会(木更津市、千葉県)

かずさアカデミアホールで開催された「日本プロテオーム学会2025年大会」に参加しました。懇親会は「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」で行われ、ポルシェの最新の電気自動車「タイカンターボGT」に試乗するというイベントが企画されました。プロドライバーの運転で、0-100kmhに2.2秒で到達する車の助手席に乗るという貴重な経験でした。日本プロテオーム学会2026年大会は熊本で開催とのことです。
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近藤ラボ関係者の集合写真

7月21日 Digital Bio-bank Symposium(ソウル、韓国)

Chung-Ang大学病院で開催された「Digital Bio-Banking Symposium」にて「The Essential Role of Biobanking in Rare Cancer Research: Challenges and Opportunities in Japan」と題する講演をしてきました。希少がん研究の視点から本邦のバイオバンクの仕組みを紹介し、いくつかの課題について議論しました。講演会終了後は「De-Militarized Zone(DMZ、非武装地帯)」などを訪れ、歴史の勉強をしてきました。
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講演会後の集合写真

7月16-17日 第58回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会(奈良)

奈良県コンベンションセンターにおいて開催された「第58回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会」にて、シンポジウム・セッション「骨・軟部腫瘍におけるトランスレーショナル・リサーチの臨床展開」にて座長を務め、「患者由来がんモデルを用いた肉腫研究の現状と展望」と題する講演をしてきました。講演では、今世紀のがん研究の流れにおける患者由来がんモデルの位置づけについて概説し、肉腫のがんモデルの現状と展望を述べ、希少がん研究分野の活動を御紹介しました。晩餐会ではおいしい食事、お酒と共に、辻本好美氏による尺八の演奏を楽しむことができました。ご招待いただいた大会長の朴木寛弥教授(奈良県立医科大学整形外科学)にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

6月4-5日 日本クリニカルバイオバンク学会シンポジウム(神奈川県、東京)

慶應義塾大学日吉キャンパスで開催された「日本クリニカルバイオバンク学会シンポジウム」に参加しました。国内の主だったバイオバンクを運営する方々による講演があり、最新の情報を得ることができました。希少がんの研究が促進されるよう、これからもバイオバンクが発展することを願っています。

5月13-16日 Europe Biobank Week 2025(Bologna、Italy)

「Europe Biobank Week 2025」に参加しました。希少がんの研究では臨床検体の入手は大きな課題です。臨床検体をバイオバンクに保存し使用するという仕組みがあり、がん研究では大きな役割を果たしています。しかし、症例が少ない希少がんについては単一の施設、国では十分な数の試料を収集しえないという課題があります。本学術集会には47か国から800名以上が参加し、それぞれの状況に応じたバイオバンクの構築および主にヨーロッパ地域の国境を超えた連携体制の整備について、さまざまな角度から検討されました。希少疾患に関する取り組みも紹介され、たいへん勉強になりました。来年は5月19-22日にプラハ(チェコ)で開催されます。
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大会場前での集合写真。盛況な会でした。

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エンツォ王宮でのネットワーキング・ディナー。いろいろな国の研究者と話しができる貴重な機会でした。

4月25-30日 American Association of Cancer Research Annual Meeting 2025(Chicago、USA)

「American Association of Cancer Research Annual Meeting 2025」に参加しました。米国のがん研究のトレンドをみるにはこの学会が一番です。数年後に日本ではなにがはやっているでしょう。

3月17日 第130回日本解剖学会/第102回日本生理学会/第98回日本薬理学会合同大会(幕張、千葉)

「第130回日本解剖学会/第102回日本生理学会/第98回日本薬理学会合同大会」にて、「がん研究におけるヒト臨床検体の利用の課題:バイオバンクの利用と患者由来がんモデル」というタイトルで講演しました。希少がん研究ではバイオバンクは重要な研究基盤ですが、多くの課題が残されています。ふだんの研究を通じて考えたり調べたりしたことについて講演をしました。

1月30日 (大田区、東京)

大田区産業プラザPIOにて開催された、東京バイオテクノロジー専門学校の「卒業研究発表会」に出席しました。発表会では任研修生の後藤詩織さんが「全自動二次元電気泳動装置Auto2Dを用いた肉腫細胞と線維芽細胞の鑑別」というタイトルでポスター発表をしました。肉腫細胞株を樹立する過程では、線維芽細胞が増えてきます。形態的には肉腫細胞と線維芽細胞は区別することができず、時間とお金のかかる実験をすることになります。二次元電気泳動のパターンで簡便に肉腫細胞と線維芽細胞を区別することができればずいぶん助かります。なかなかよい結果が得られておりこれから検証していきます。
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1月23日 第5回海洋医学・海洋医療ミニセミナー(高知)

高知大学医学部で開催された「第5回海洋医学・海洋医療ミニセミナー」にて、「患者由来がんモデルを用いた研究」というタイトルで講演しました。海洋生物から肉腫の抗がん剤が2つ開発され承認されています。講演では、その開発の経緯や今の時代の抗がん剤の開発について御紹介しました。会終了後は地元の新鮮な海洋生物を味わいながら、新しい科学の創出に向けて参加者の方々と楽しいひと時を過ごしました。

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