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国立がん研究センター 中央病院

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TrueBeamによる治療

TrueBeamについて

TrueBeam(トゥルービーム)は、定位放射線治療(注1)や強度変調放射線治療(注2)などを短時間かつ高精度に行うことができるX線照射装置です。呼吸などで動く臓器を追尾するシステムが搭載されているため、患者さんは呼吸を止めるなどの負担なく治療を受けることができます。また、高線量率(注3)により治療時間を短縮できるというのも特徴のひとつです。さらに、治療中に画像を撮影して状況を確認できるので、治療の精度を高く保つことが可能です。

注1 小さい範囲に対して多方向から放射線をあてる治療(参考(がん情報サービスへリンクします。)

注2 腫瘍の形状に合わせて照射線の形や強さを変えて行う治療

注3 時間あたりの放射線の量

  • TrueBeam1

    患者さんのおなかの上に置かれた装置から発信される呼吸などによる動きのデータを、天井に設置されたセンサーが読み取り、照射のタイミングを計算します。

  • TrueBeam2

    TrueBeamの左右に設置された機器で治療中に画像撮影を行い、照射位置などが適切か確認します。

治療について

当院では、現在肺がん、肝臓がん、前立腺がん、頭頸部がん、乳がんなどに対してTrueBeamでの治療を行っています。搭載されている優れた機能を駆使し、正常組織へのダメージを最小限にして副作用を抑え、患者さんの負担を少なく保ちながら、効果的な治療を進めます。他にも種類の異なる放射線治療装置があるので、患者さんの病態により最適な治療法を選択します。

受診について

当院への受診(セカンドオピニオン含む)には原則として医師の紹介状が必要です。当院での治療をご希望の場合は、現在の主治医とよく相談のうえ、紹介状をご用意ください。初診のご予約は患者さんご本人からのお電話にて承っています。来院時に今回がんと診断される根拠となった資料(診断画像を記録したCD-ROM・フィルム・病理レポート・病理標本など)をお持ちいただくと診察がよりスムーズです。