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国立がん研究センター

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集中治療室(ICU)の増床のお知らせ

  • 嘉山孝正 理事長
  • ICU風景

国立がん研究センター中央病院は、11月1日をもって、集中治療室(ICU)を4床から8床に増床しました。当院ICUは、昼夜を分かたず集中治療専門医らが専従で入室患者の方々の治療にあたっており、これはがん専門病院としては日本で唯一であります。

脳脊髄腫瘍科、食道外科、頭頸部腫瘍科などの長時間高侵襲の術後患者の方々のみならず、心血管疾患などの合併症を有する患者の方々の周術期管理、院内で重症化された患者の方々の集学的治療、人工呼吸管理や急性血液浄化療法など、最大限の集中治療を他診療科医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士などとともに多診療科・多職種で力を合わせて提供してまいります。また、入院患者の方々のみならず外来患者の方々におかれましても、院内で急変された場合にはICUの専従医師らが急変対応を行います。

増床により、ICUに入室できる患者の方々の枠が広がることで、院内の更なる安全管理に全力をつくしていくことをお約束いたします。

国立がん研究センター理事長
嘉山 孝正

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