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国立がん研究センター

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国立がん研究センターの研究者が「Highly Cited Researchers 2021」(高被引用論文著者)に選出されました

更新日 : 2021年11月22日

クラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)より、世界最高峰の研究者を選出した「高被引用論文著者 (Highly Cited Researchers 2021)」が発表され、当センターより研究所腫瘍免疫研究分野長/先端医療開発センター免疫トランスレーショナルリサーチ分野長の西川博嘉が選出されました。西川博嘉分野長は2020年も選出されており、2年連続となります。

「Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)とは、クラリベイト・アナリティクスが、10年以上にわたり絶え間なく高い評価を得ている影響力のある研究者を引用分析により特定しているもので、特定出版年・特定分野における世界の全論文のうち引用された回数が上位1%に入る論文著者であり、後続の研究に大きな影響を与えている科学者や社会科学者が選出されます。「Highly Cited Researchers 2021」では世界から約6,700名の科学者が選出されています。

参考:https://recognition.webofscience.com/awards/highly-cited/2021/(外部サイトにリンクします)

西川 博嘉

西川先生

西川 博嘉(にしかわ ひろよし)
受賞カテゴリー:Cross-Field
所属:研究所腫瘍免疫研究分野長/先端医療開発センター免疫トランスレーショナルリサーチ分野長

西川分野長は、CD4+制御性T細胞をはじめとした免疫抑制ネットワークが抗腫瘍免疫応答を抑制する機構の解明に取り組むとともに、それを克服する治療法の開発を進めてきました。特に抗腫瘍免疫応答に重要なエフェクターT細胞が制御性T細胞による免疫抑制により免疫寛容に陥る機構が抗原の性質の違い(自己vs 非自己)により異なることを明らかにしました。これらの知見は、がん免疫のみならず、自己免疫、アレルギー、感染症、移植などの様々な免疫応答の理解にも極めて重要と考えられます。さらに近年は、がん細胞のゲノム異常が免疫応答に影響を与え、腫瘍微小環境に免疫抑制ネットワークを構築するという発がん過程の全く新しい概念を提唱し、免疫ゲノムプレシジョン医療の実現に取り組んでいます。