医療政策部
医療政策部では、質の高い検討とデータを結集した科学的根拠でがん対策を支えます。
活動
医療体制や臨床現場の多様な課題を解決するため、レセプトやがん登録等の医療ビッグデータ(大規模リアルワールドデータ)を整備・活用して、必要な医療が必要な患者に効果的かつ効率的に提供されるための分析や政策提言を行います。
がん医療の質やがん対策の現状を検討するための基礎データの収集を行い、医療資源の適正配分に資するヘルスサービスリサーチ・医療経済学研究を行います。
厳しい財政事情の下で限られた医療資源を最大限有効に活用し、がん医療の質やがん対策の成果を上げていくためには、リアルワールドデータに基づく分析によって現状を把握し、効果的かつ持続可能な医療提供体制を実現することが重要です。そのため、医療の質を評価するQuality Indicatorを開発・分析するとともに、医療機関等へのフィードバックを行います。また、ヘルスサービスリサーチや医療経済学研究によって、医療資源(人材・設備・財政など)の適正配分を目指します。
効果的かつ効率的な医療を臨床現場に届けることを目的として、クリニカルクエスチョン解決に資する臨床疫学研究を行います。
医学の進歩は日進月歩であり、日々、新しい技術が開発され、エビデンスに基づいて臨床現場で提供されます。近年、ランダム化比較試験によるエビデンスを補完する存在として、大規模リアルワールドデータによる臨床疫学研究が着目されています。臨床現場で生じているクリニカルクエスチョンを的確に抽出し、データベースの特性を理解しつつ、適切な分析手法を用いることで、効果的かつ効率的な医療のためのエビデンスを創出します。
リアルワールドデータと内外の多様な知見を集約し、中立な立場で政策提言を行います。
リアルワールドデータを用いた政策提言のためには、収集データの精度管理や、分析結果の合理的な解釈が必要です。医療情報学や公共政策学を含む内外の多様な知見の集約によって、がん対策における課題について、データに基づく中立的な立場からの提言として発信します。
お問い合わせ先
当部では、一緒に研究してくださる方を求めています。ポスドク・連携大学院・外来研究員・任意研修生の応募や、共同研究・研究補助業務に関心のある方は、以下のご連絡先にお問い合わせください。
国立研究開発法人 国立がん研究センター
郵便番号:104-0045 東京都中央区築地5-1-1
がん対策研究所 医療政策部
Eメール:hsr●ncc.go.jp