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サバイバーシップ研究部

内富庸介先生退官記念講演が開催されました

内富先生退官講演フライヤの画像

精神腫瘍学のトップランナーとして40年の長きにわたり研究に邁進してこられた内富先生の退官記念講演が、2024年3月5日に国立がん研究センターにおいて開催されました。

下記よりYouTubeにて、講演のアーカイブ動画をご覧いただけます。

https://youtu.be/4tyAxHtXmsw (YouTubeが開きます)

 

【概要】

内富庸介部長 退官記念講演
「精神腫瘍学、40年 -Human Side of Cancer-」

日時:2024年3月5日(火) 11時00分~12時00分

会場:国立がん研究センター築地キャンパス 研究棟1階大会議室 
および Zoomライブ配信

海外研修生をお迎えしました

 ドイツ ライプツィッヒ大学のFranziska Springerさんがサバイバーシップ研究部に海外研修生としてきてくださいました。6週間、一緒に研究しました。

Franziska Springer (M.Sc.), is a psychologist and researcher from the Department of Medical Psychology and Medical Sociology at the University Medical Center Leipzig, Germany. Her main research interests are stressor-related symptoms in cancer patients and digital psycho-oncological support. She visited the Division of Survivorship Research at NCCICC for six weeks.
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研究活動

サポーティブケアは、がん治療による副作用の対策、がんによる症状の緩和、精神心理的ケア、終末期の問題への対応、病状や治療に関する情報の提供、併存疾患への対処、家族・介護者への支援を意味します。がんサバイバーシップは、がんの診断によらず、がんと診断された後の全ての経験を意味します。

私たちは、がんと共に生きる社会の実現を目指し、がん治療に伴う副作用軽減や合併症予防を含めた健康増進、Quality of Life向上、精神心理的・社会的問題の解決、がんに関わるすべての人の価値観や意向に即したケアやその提供方法の開発に資する研究を行っています。

また、私たちは、日本がん支持療法研究グループ(J-SUPPORT)(外部サイトにリンクします) の運営事務局を担っています。
J-SUPPORTは世界的に取り組み難いサポーティブケアの開発及び検証を行うことを目的に、センター内外のみならず国内外で活動している支持療法、緩和ケア、精神心理的ケア、データサイエンスなどの専門家と連携して運営している恒常的な多施設共同研究グループです。