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検診研究部

研究活動

がん対策としてのがん検診によって死亡率減少を達成するための3つの要件は、「正しいがん検診手法」を「正しく行い」、「受診率を向上させる」ことで、このどれかが欠けても、死亡率減少は達成できません。わたしたちは、正しいがん検診手法とは何かを示すためのがん検診アセスメントとして、がん検診の有効性評価研究や、検診の利益・不利益を勘案したがん検診ガイドラインの作成を行っています。さらに、がん検診を正しく行うためのがん検診マネージメントとして、全国の自治体の精度管理状況の把握・分析や、職域での精度管理手法の開発を行っています。

また、がんの早期発見やリスク層別化をめざした新しい検査法への期待は高まっていますが、がん検診としてどうやって導入するのか、普及を図るには、さまざまな課題があります。こういった課題解決に向けた研究手法の提案や、普及・実装研究に取り組んでいます。