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CT検査

CT検査とは

CTimg_Brain_001

頭部のCT画像

CTとは、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略です。人体の輪切り画像をコンピュータによって再構成する装置です。
近年の技術進歩により、全身の撮影ができ撮影時間も短い上、0.5ミリメートルの間隔で断層画像を作成できるため、ごく小さい病変も描出可能です。
造影剤を使用することにより、腫瘍などの病変部位がわかりやすくなり、腫瘍付近の血管走行や栄養血管を把握することも可能です。 画像データから任意断面像や血管像を作成し、詳細な診断情報を提供しています。
低線量でもノイズの少ない逐次近似(ちくじきんじ)応用再構成を採用することで、高画質と被ばく線量低減を両立させ、特に幼児や経過観察にて複数回CT撮影を行う方への配慮も行っております。


  • CTimg_ABD_001

    腹部のCTの画像1

  • CTimg_ABD_002

    腹部のCT画像2

主な検査内容

CTを撮影する目的は、病気の精密検査、手術前の精密検査、術後や抗がん剤使用中の経過観察、肺炎などの炎症の有無確認など多岐にわたります。これらの検査目的を満たすために、様々な撮影方法、造影剤注入法、画像処理などを選択しよりよい画像を提供しています。

国立がん研究センター東病院には、X線CT認定技師5名、肺がんCT検診認定技師7名が在籍しています。

詳しくは下記ホームページをご覧ください。 

日本X線CT専門技師認定機構HP(外部サイトにリンクします)
肺がんCT検診認定機構HP(外部サイトにリンクします) 

国立がん研究センター東病院のCT装置紹介

  • 機器紹介_prism.jpg

    Canon Medical Systems Aquilion ONE PRISM
    0.5mm
    ×320列の検出器を搭載しています。ディープラーニング技術を利用した画像再構成法とDual Energy CTによる物質の組成解析が特徴となります。

  • 機器紹介_Aquilion_Precision

    Canon Medical Systems Aquilion Precision
    0.25mm×160列の超高精細CTです。ディープラーニング技術を利用した新たな画像再構成により、超高精細、低ノイズの画像を実現しました。

  • 機器紹介_one

    Canon Medical Systems Aquilion ONE Vision
    0.5mm×320列の検出器を搭載しています。逐次近似応用再構成により低線量のX線被ばくで検査ができます。

  • 機器紹介_Flash

    Siemens Healthcare Definition Flash
    このCT装置は管球が2つ搭載されています。そのため、異なった2つのX線エネルギーを使用して撮影することにより病変などの組成を解析できることも特徴です。

CT検査の流れ

Map_CT
CT検査受付
ct撮影中
CT検査の風景
  1. 受付
    • 受診票をCT検査受付に提出してください
    • 予約時間にCT検査受付付近の椅子でお待ちください
    • CT検査のスタッフが順番にお呼びします
  2. 血管ルート確保(造影剤を使用する場合)
    • ヨードアレルギー等を確認するために、問診を行います
    • その後、ルートを確保した状態でお待ちいただきます
  3. CT撮影
    • 担当技師の案内でCT撮影室に移動します
    • 寝台に寝ていただき、検査が始まります
  4. 撮影終了
    • 造影剤を使用した場合は3分程度の止血をしていただきます
    • 着替えを行い、退室して検査終了となります

CT検査の注意事項

造影剤について

  • CT検査では、臓器や血管にコントラストをつけ、画像を見やすくするために造影剤を使用する場合があります。
    • CTimg_Liver_001_PL

      造影剤未使用のCT画像

    • CTimg_Liver_001_CE

      造影剤を使用したCT画像

  • ヨード造影剤を使用することにより、副作用が発生する可能性があります。
  • 大半は使用後直後から数分以内に起こる急性副作用ですが、まれに1時間以降に起こる遅延性副作用があります。
  • 軽い副作用としては50人に1人の割合で動機・かゆみ・吐き気・湿疹等 ・重い副作用としては1000人に1人の割合で呼吸困難・ショック・意識障害・血圧低下等 万一の副作用に対して万全の体制を整えて検査を行っております。
  • 検査中は看護師・診療放射線技師が常に観察していますので、何か異常を感じましたら我慢せずお伝えください。
  • 重篤な副作用が出た場合は医師が立ち合い、薬剤の投与等、必要な処置を行います。
  • 帰宅後であってもにかゆみや吐き気、湿疹がでた場合は遅延性副作用の可能性がありますので病院に連絡してください。

ペースメーカーおよびICD(植込み型除細動器)について

  • CT注意001機種を確認しますので、ペースメーカー手帳等をお持ちください。
  • ICD(埋め込み型除細動器)を埋め込んでいる方はCT検査を受けられない場合がありますので、必ず医師または看護師・診療放射線技師にお知らせください。

よくある質問

Q1. 検査前にご飯は食べてもいいですか

  1. A1. 検査前の食事は控えていただきます。
      • 検査時間が午前の方は当日の朝食を食べないでください。
      • 検査時間が午後の方は当日の朝食は大丈夫ですが、それ以降は食べないでください。
      • 水分は水かお茶をお飲みください。

Q2. 放射線被ばくが心配です

  1. A2. 2020年 医療被ばく研究情報ネットワークより導入された診断参考レベルを参考に撮影条件の適切化を行っています。

Q3. 薬を飲んでいますが検査に影響はないですか

  1. A3. 糖尿病の薬で造影剤と反応する薬があります。
      • 糖尿病の薬をお飲みの方はお薬手帳をお持ちいただき、スタッフに申し出てください。

Q4. 金属を身に着けていても検査に影響はないですか

  1. A4. 体の中のものなど外せない金属はそのまま付けた状態で検査を行います。
      • 検査部位にもよりますが、下着やウィッグ(かつら)、ヘアピン、入れ歯、ベルトなど、外せる金属のものは検査前に外して頂きます。
      • ICD(植込み型除細動器)または一部の心臓のペースメーカーについては不具合がでる可能性がありますので、ペースメーカー・ICD手帳をお持ちの上、事前の問診にてお知らせください。

Q5. 咳が出やすい・息止めが難しいですが、検査を受けられますか

  1. A5. 息止めできない方でも、撮影時間を短くするなどの工夫をして撮影を行っています。
      • 撮影中に咳やくしゃみなどで動いてしまった場合は、再度撮影する場合があります。

Q6. 検査にはどのくらいの時間がかかりますか

  1. A6. 検査内容によって異なりますが10~20分程度です。

Q7. 検査後に気をつけることはありますか

  1. A7. 造影剤を早めに尿に出すために水を飲んでいただきます(主治医から飲水制限を受けている方を除く)。

更新日:2023年4月14日