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「希少がんMeet the Expert」2019年開催テーマ決定
新たに希少がんの対策・患者支援などもテーマに開催

様々な希少がんについて専門家が解説する
「希少がんMeet the Expert」2019年開催テーマ決定
新たに希少がんの対策・患者支援などもテーマに開催

2018年12月26日

国立研究開発法人国立がん研究センター

国立研究開発法人国立がん研究センター（理事長：中釜斉、東京都中央区）希少がんセンターは、専門医が患者さんやご家族向けに各種希少がんについて、最新情報を盛り込んで解説するセミナー「希少がんMeet the Expert」を2017年より毎月開催し、どなたでも情報が得られるようセミナー動画の公開も行っています。
年間発生数が人口10万人あたり6例未満の稀ながんを総称し、希少がんと呼んでいますが、その種類は200にも及ぶとされています。患者さんや医療者にとっても情報が少なく、「希少がんMeet the Expert」には毎回多くの方が参加され、講演後のディスカッションでも様々なご意見が寄せられます。
そこで、2019年においては各々の希少がんの解説に止まらず、希少がん医療の新たな対策や患者さんへの支援について患者さんと共に考えたり、また他施設の専門家より解説いただく回も設けました。

希少がんセンターについて

希少ながんについて、診療・研究の推進を図り、日本における希少がん医療の課題解決を目指すため中央病院（東京都中央区）、東病院（千葉県柏市）を中心に研究所やがん対策情報センターなどとも連携する組織として2014年6月に開設しました。
希少がん医療の課題のひとつに、患者さんにとってもまた医療者にとっても、病気に関する正確かつ最新の情報が入手困難であることが挙げられます。そのため、希少がんセンターでは、さまざまな診療科の医師、放射線科医、病理医など各種希少がんに通じた専門医により、その希少がんの解説や診断、治療に関する情報をとりまとめ、最新情報をウェブサイト（https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/rcc/index.html）で公開しているほか、医療者が電話で相談に応じる希少がんホットライン（患者さんやご家族：03-3543-5601、医療者：03-3543-5602／平日9時から16時／相談無料）も運用しています。

「希少がん Meet the Expert」2019年開催概要

希少がんMeettheExpert2019_2

開催日

毎月第1および第3金曜日 5月第1金曜日は除く7月26日、8月23日、11月22日は第4金曜日

時間

19時から20時30分

場所

国立がん研究センター中央病院 1F 希少がんセンター待合

参加費

無料

募集人数

各回50名程度

申込方法

申込みフォームよりお申し込みください。(外部サイトにリンクします)

共催

国立がん研究センター希少がんセンター
認定NPO法人キャンサーネットジャパン
がん情報サイト「オンコロ」

後援・運営協力：

株式会社クリニカル・トライアル／株式会社クロエ

動画公開

希少がんセンターホームページ

テーマ・講師

日時	テーマ	講師
1月18日	肉腫（サルコーマ）後腹膜の肉腫	込山元清（希少がんセンター／中央病院泌尿器・後腹膜腫瘍科）前嶋愛子（希少がんセンター/中央病院泌尿器・後腹膜腫瘍科）
2月1日	希少がんに対する粒子線治療陽子線治療、重粒子線治療希少がんセンター×放射線医学総合研究所	秋元哲夫（希少がんセンター／東病院副院長放射線治療科長）今井礼子（放射線医学総合研究所病院骨軟部腫瘍科長）
2月15日	悪性黒色腫（メラノーマ）診断・治療	山崎直也（希少がんセンター／中央病院皮膚腫瘍科長）
3月1日	神経内分泌腫瘍総論	肱岡範（希少がんセンター／中央病院肝胆膵内科）
3月15日	頭頸部の希少がん総論	吉本世一（希少がんセンター／中央病院頭頸部外科長）本間義崇（希少がんセンター／中央病院頭頸部内科/消化管内科）
4月5日	GIST（消化管間質腫瘍）	西田俊朗（中央病院病院長）内藤陽一（希少がんセンター／東病院先端医療科/乳腺・腫瘍内科）
4月19日	原発性マクログロブリン血症	伊豆津宏二（希少がんセンター／中央病院血液腫瘍科長）
5月17日	希少がん診療の取り組み1希少がんの定義、希少がんネットワーク	西田俊朗（中央病院病院長）川井章（希少がんセンター長／中央病院骨軟部腫瘍・リハビリテーション科長）東尚弘（希少がんセンター／がん対策情報センターがん登録センター長）

日時	テーマ	講師
6月7日	悪性胸膜中皮腫	後藤悌（希少がんセンター／中央病院呼吸器内科）渡辺俊一（中央病院呼吸器外科長）
6月21日	網膜芽細胞腫	鈴木茂伸（希少がんセンター／中央病院眼腫瘍科長）吉田輝彦（中央病院遺伝子診療部門長）
7月5日	希少がん診療の取り組み2病理診断希少がんセンター×九州大学	西田俊朗（中央病院病院長）川井章（希少がんセンター長／中央病院骨軟部腫瘍・リハビリテーション科長）小田義直（九州大学大学院医学研究院形態機能病理学分野教授）吉田朗彦（希少がんセンター／中央病院病理科）
7月26日	希少がんとゲノム医療	山本昇（希少がんセンター／中央病院先端医療科長/呼吸器内科）
8月2日	外陰・腟がん	加藤友康（希少がんセンター／中央病院婦人腫瘍科長）須藤一起（希少がんセンター／中央病院乳腺・腫瘍内科）
8月23日	肉腫（サルコーマ）総論希少がんセンター×九州大学	川井章（希少がんセンター長／中央病院骨軟部腫瘍・リハビリテーション科長）遠藤誠（九州大学病院整形外科）
9月6日	脳腫瘍から診断・治療	成田善孝（希少がんセンター／中央病院脳脊髄腫瘍科長）
9月20日	胸腺腫・胸腺がん	後藤悌（希少がんセンター／中央病院呼吸器内科）渡辺俊一（中央病院呼吸器外科長）
10月4日	頭頸部の希少がん腺様嚢胞がん・聴器がん	吉本世一（希少がんセンター／中央病院頭頸部外科長）
10月18日	人はがんとどう向き合うか？希少がんセンター×日本対がん協会	垣添忠生（公益財団法人日本対がん協会会長）

日時	テーマ	講師
11月1日	小児がん	小川千登世（希少がんセンター／中央病院小児腫瘍科長）荒川歩（希少がんセンター／中央病院小児腫瘍科）
11月22日	副腎がん	須藤一起（希少がんセンター／中央病院乳腺・腫瘍内科）
12月6日	希少がん診療の取り組み3患者支援	西田俊朗（中央病院病院長）川井章（希少がんセンター長／中央病院骨軟部腫瘍・リハビリテーション科長）柴田大朗（希少がんセンター／研究支援センター生物統計部長）加藤陽子（希少がんセンター）
12月20日	MASTER KEY プロジェクト	米盛勧（希少がんセンター／中央病院乳腺・腫瘍内科/先端医療科）

認定NPO法人キャンサーネットジャパンについて

キャンサーネットジャパンは、1991年より活動を開始して以来、標準治療の普及に貢献しています。2001年にはNPO法人化し、2007年 1 月からは専用事務局を開設し、がん医療の啓発イベントの開催、教育事業等を通して、一貫して「科学的根拠に基づくがん医療の普及啓発」に取り組んでいます。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が、自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指しています。

がん情報サイト「オンコロ」について

「オンコロ」は、株式会社クリニカル・トライアルが運営する「がん」と「ひと」を「つなぐ」をコンセプトとして、患者やご家族、その関係者の方々向けにオンコロジー領域の臨床試験・臨床研究の情報をわかりやすく提供するポータルウェブサイトです。がんに関わる臨床試験・臨床研究を中心に、専門的な内容をわかりやすくまとめ、専門知識が無い方でも理解できるように情報掲載を行います。必要としている人へ必要な情報をつなぐことで、患者・家族・医療従事者・製薬会社など、がんに関わる人への一助となることを目的としています。

報道関係からのお問い合せ先

国立研究開発法人国立がん研究センター
企画戦略局広報企画室
郵便番号：104-0045
住所：東京都中央区築地5-1-1
電話番号： 03-3542-2511（代表）
メールアドレス：ncc-admin●ncc.go.jp（●を＠に差し替えてください）

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