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国立がん研究センター 東病院

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診療について

病理・臨床検査科が行う診療業務として、病理組織診断と細胞診断があります。病理組織診断では、内視鏡や手術により患者さんから採取された検体について病理組織標本を作製し、顕微鏡で病変の組織や細胞を直接観察することで、良悪性などの診断を行っています。細胞診断では、胸水や腹水、尿中に存在する細胞や、病変に直接針を刺して採取した細胞を顕微鏡で観察し、診断を行います。

当科では、1年間にこうした生検・手術検体に対する病理組織診断を約16,000件、細胞診断を約4,500件(いずれも2019年度実績)行っています。特に頭頸部や呼吸器、消化管腫瘍については国内有数の症例数があり、診断にあたっては従来の組織形態所見は勿論、免疫染色や遺伝子検査を積極的に行い、総合的な診断を行っています。また、当院の特色として国内一の実績を持つ未承認薬の医師主導治験があり、病理医として新たな分子標的治療薬や今後期待される免疫療法の適応・効果判定に関連した診断法の開発、診断基準の設定にもかかわっています。

このほか、当科が行う診療として病理解剖があります。これは最先端の医療もおよばず亡くなられた患者さんについて、ご家族の承諾のもとご遺体を解剖させていただき、死因や治療に対する効果、或いは生前の診断がなどを判断するものです。病理解剖による評価は患者さん本人の最終診断となるのみならず、今後の癌診療レベルの向上に重要なものです。

表1 2020年度 診療科別病理組織診断件数
診療科 生検 手術 細胞診 剖検
総合内科 1 0 3 0
血液腫瘍内科 565 2 169 0
呼吸器内科 773 1 721 1
消化管内科 177 4 104 0
肝胆膵内科 808 0 655 0
腫瘍内科 100 0 46 1
乳腺腫瘍内科 322 2 94 1
消化管内視鏡科 6,898 2 20 0
呼吸器外科 659 637 561 1
食道外科 13 205 19 0
胃外科 97 248 167 0
大腸外科 74 435 86 0
肝胆膵外科 196 324 159 0
乳腺外科 1,001 475 118 0
小児腫瘍科 1 0 0 0
骨軟部腫瘍科 6 0 0 0
整形外科 5 0 1 0
皮膚科 22 0 0 0
泌尿器科 584 348 1,251 0
婦人科 203 154 437 0
麻酔科 6 4 1 0
緩和医療科 0 0 2 0
形成外科 1 3 0 0
頭頚部外科 542 373 342 0
頭頚部内科 94 4 26 0
放射線治療科 98 0 2 0
歯科 19 0 0 0
先端医療科 0 0 1 0
その他 9 1 1 0
13,274 3,222 4,986 4