コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター 東病院

トップページ > 診療科のご案内 > 外科系 > 呼吸器外科 > 肺がんと手術について > 手術後の生活について

手術後の生活について

適度な運動を心がける

退院後の生活に制限はありません。術後はできるだけ体を動かすように心がけ、今まで通りの生活に近づけるようにしましょう。適度な運動(ウォーキングなど)を続けることで呼吸も徐々に回復していきます。術後1か月ほどは痛みや咳が出やすいなどの症状がありますが、徐々に改善していき体の状態も3か月ほどで回復していきます。適度な運動を継続することが、体力の回復、呼吸機能の回復に大きく影響を与えますので、運動を取り入れた生活をおくりましょう。

術後の痛みとうまくつきあう

退院後も痛みはしばらく続きますが、薬を飲みながら日常生活をおくることは十分可能です。1ヶ月ほど立つと、薬をほとんど飲まずに過ごせる事も多いです。また術後しばらくしてから神経痛が出現することがあります。神経痛は肋骨に沿った痛みで、切ったところ違う場所にでることもあります。神経痛も徐々によくなっていきますが、天候の悪い日に痛みが強くなったりする場合もあります。

術後の咳とうまくつきあう

術後しばらくしてから乾いた咳が増え、特に喋るとき、寝る時に増える場合が多く、咳止めを用いても効果は十分ではありません。しかし1,2ヶ月もすれば自然と改善します。

術後補助化学療法について

老人と看護師のイラスト

術後に薬物治療を受ける場合は、手術後2か月から3か月以内に開始します。点滴で行う場合、初回は入院、2回目以降は外来(通院)で行うことが多いです。

薬物治療の予定がない方は、検査のための定期受診となります。できるだけ体を動かしながら、家事や仕事など生活のペースを取り戻すようにし、1か月ほどで社会復帰を目指していきます。

定期的に外来へ通院

再発・転移は、治療後5年以内に起こることが多いため、5年間は検査を継続することが一般的ですが、東病院呼吸器外科では術後10年目まで外来通院を推奨しています。

術後は定期検査を欠かさず受けましょう。検査は一般的に術後3か月目、6か月目に行い、半年後以降は3か月から6か月ごとに外来を受診していただきます。

また治療後、再発・転移とは別に新たながんである「二次がん」ができることもあります。そのため、各自治体や医療機関等の定期健診を受けるようにしましょう。

こんなときは早めに受診

「体重が急激に減っている」、「創口から血や浸出液が出ている」、「38度以上の高熱が続く」、「食欲のない日が何日も続く」、「じっとしていても息苦しく、つらい」などの症状がある場合は肺炎などの合併症のサインかもしれません。気になる症状がある場合は、お気軽に当科までご相談ください。

予防接種について

インフルエンザや肺炎球菌ワクチンの接種は可能です。ご希望の方はかかりつけ医などで接種してください。